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2017.01.10

NHKの人形劇が凄いことになっている…新感覚トーク番組「ねほりんぱほりん」って?

chairoij / PIXTA(ピクスタ)

子ども頃、NHKで放送される人形劇を楽しみにしていた人もいるのでは? 可愛らしい人形たちが登場し、童話やおとぎ話の世界を楽しく紹介してくれていた人形劇…、しかしそれはひと昔前の話。ここ最近、「NHKの人形劇が凄いことになっている」と話題になっています。
その人形劇というのが、2回の特番放送を経て、10月よりレギュラー化されて放送中のテレビ番組「ねほりんぱほりん」(Eテレ)。同番組は、モグラの人形がブタの人形の話を“根堀り葉堀り”聞き出す、新感覚のトークショー。見た目は、子ども向け番組のようなポップで可愛らしい雰囲気ながら、トークの中身はきわめてディープな、オトナ向け。聞き手のモグラは、山里亮太(南海キャンディーズ)とYOUが務め、毎回顔出しNGのワケありゲストのブタを迎えるというものです。
これまで登場したゲストは、「元薬物中毒者」「痴漢えん罪経験者」など…。その、あまりにワケありなゲストたちがブタの姿で壮絶な体験談を語るさまに、Twitterでは視聴者たちが毎回ざわざわ…。一見、人形劇と内容とのミスマッチさに戸惑う人もいるかもしれませんが、そこは流石のNHK、巧みな人形操作と綿密な取材に基づく内容で、視聴者たちのハートをガッチリ掴んでいるのです。

■人形の細やかな動きで、ワケありゲストの心情を表現

これまでも、ワケありのゲストの体験談を聞くトーク番組は数多ありましたが、多くの場合、ゲストがモザイクや磨りガラスで姿を隠しているのが一般的でした。一方「ねほりんぱほりん」では、モザイクの新たな手法として“人形”を用いているため、人形の細やかなしぐさなどによって、視聴者に話し手の感情を伝えることが可能に。これは、過去に人形劇を数多く手がけてきたNHKだからこそ成せる技かもしれません。
また、ブタ(ゲスト)の衝撃発言に、聞き手のモグラが目を白黒させたり、リアクション時にコミカルな効果音が使われたりと、ユニークな演出もふんだんに盛り込まれています。話の内容が内容だけに、ともすると重い雰囲気になり、視聴者の気分が暗くなりそうなところを、緩急つけた演出で回避しているといえるでしょう。

■綿密な取材に基づく再現VTRも必見!もちろん人形劇

また、トークだけではイメージしにくいシーンは、取材に基づいた再現VTRで補強。もちろん、その再現VTRも人形劇。“人形”であることへの徹底したこだわりによって、番組を通してよりリアルで独特な世界観を演出しているのです。途中CMを挟まず、トークと再現VTRがノンストップで続くため、30分番組なのに見応え十分!観終わった後は、思わず誰かに話したい衝動に駆られ、Twitterなどに感想を書き込む視聴者も少なくないようです。

■SNSのシェアを意識した専用のコンテンツもたくさん

さらに、番組公式Twitter(@nhk_nehorin)では実況や後日談のつぶやきがアップされるほか、公式ブログでは、LINEに使えるスタンプ画像などの「おまけ」が毎回掲載されています。番組内容の面白さのみならず、こうした「SNSでのシェア」を意識したPR活動が、同番組の話題性に繋がっているのかもしれません。

番組公式ウェブサイトによると、大晦日の深夜1時15分から、「あけまして、ねほりんぱほりん」と題し、過去放送したものから6本まで一挙放送されるとのこと。まだ番組をご覧になったことがない人は、この機会に視聴してみては?

(文/ムラベ@H14)

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