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2017.01.07

マヌカハニーが人気の理由!効果的な使い方とは?

早川 景子

スキンケア・ボディケアガイド 早川 景子 / All About

抗菌・殺菌作用をもつマヌカハニー!普通の蜂蜜との違いは?

マヌカハニー
粘度が高めで、コクのある味が特徴的なマヌカハニー。

歌手やアナウンサー、俳優など、のどをよく使う人の中には「仕事柄、欠かせないもの」として長く愛用している人もいる「マヌカハニー」。

「マヌカハニーは、ニュージーランドに自生するフトモモ科のマヌカの花から採れるはちみつのことをいいます。マヌカハニーの最大の特徴は、高い抗菌力と殺菌力です」と、教えてくれるのは、ニュージーランド産はちみつ専門店の嶋村賢次さん。

はちみつ全体の特徴としても強い抗菌・殺菌力が挙げられますが、はちみつの中でもマヌカハニーは抗菌・殺菌力が群を抜いているそうです。

「1980年代後半、ニュージーランド国立ワイカト大学のピーター・モラン博士の研究チームにより、マヌカハニーには他のはちみつにはない高い抗菌・殺菌作用があることが実証されました。その後、その作用は『食物メチルグリオキサール』という成分によることが解明されたのです」(嶋村さん)。

【のどの痛み】マヌカハニーをのどの奥にためゆっくり食べる

マヌカハニー・のど

のどが痛い、かゆい、声が出にくいなど、のどの調子が悪くなったら、できるだけ早くマヌカハニーを。のどの奥に少しためてから、ゆっくりと飲み込むようにして食べます。

このマヌカハニーの優れた抗菌・殺菌力は、あらゆる悩みに対してとても役立つそうです。

「もっとも知られているのが、のどの不調を予防・改善する働きかもしれません。マヌカハニーはのどの炎症を抑えるように働くといわれています。使い方は簡単。ティースプーン半分ほどのマヌカハニーをのどの奥のほうにためたあと、ゆっくりと溶かして食べていきます。夜、寝る前に食べると、朝までにはのどがすっきりとして調子がよくなったという話はよく聞きます。マヌカハニーに含まれる食物メチルグリオキサールなどが炎症の原因菌を殺菌しつつ、抗炎症作用により炎症をやわらげると考えられています」(嶋村さん)。

【唇の荒れ】密着性の高いマヌカハニーでリップパックを

マヌカハニー・リップパック
マヌカハニーを指で塗って、リップパック。唇がしっとりします。

マヌカハニーの優れた抗菌・殺菌作用を利用して、リップケアもできるそうです。

「カサカサするなど唇のあれが気になるときや、口角が炎症しているときは、マヌカハニーを清潔な指に取り、唇や口角に塗りましょう。マヌカハニーは粘度が高いため、ラップで上からフタをしなくても、皮膚にしっかりと密着して成分が浸透していきます。塗ったまま、しばらく置いておいたあと、そのままマヌカハニーをなめてしまえるのも、“自然の薬”のよい点です」(嶋村さん)。

【ニキビ】でき始めのニキビには綿棒にとったマヌカハニーをON!

さらにニキビケアも、マヌカハニーでできるそうです。

「マヌカハニーは殺菌作用に加え、アクネ菌と戦う働きもあります。ニキビの炎症が起こり始めたら、綿棒にとったマヌカハニーをその部分にのみ、炎症が治るまで1日に2~3回、繰り返し塗り続けましょう。マヌカハニーを使って早めにケアすると悪化が防げるといわれています。

顔全体のニキビが気になるときは、ティースプーン半分くらいのマヌカハニーで顔全体をパックする方法もあります。湯船の中で行うのがオススメです。顔全体にマヌカハニーを塗り、そのまま10分ほどおいておきます。あとはぬるま湯で洗い流すだけです。保湿効果も期待できるので、肌がしっとりとします。

ただし、悪化したニキビの場合や、皮膚の弱い人・皮膚科に通院している人は、使用前に必ず皮膚科医に相談をしてください」(嶋村さん)。

マヌカハニーは加熱しない!飲み物に加えるときも常温のものに

マヌカの花

マヌカの花。梅の花に似ています。和名は「ギョリュウバイ」で「御柳梅」または「魚柳梅」などと書きます。

ほかにも、胃の痛みや口内炎などにも役立つといわれるマヌカハニー。

「マヌカハニーに含まれる成分は熱に弱いものが多いため、使うときは加熱せず、そのままなめて食べるのが一番おすすめです。マヌカハニーの味が苦手な方は、常温の飲み物(牛乳、紅茶、コーヒーなど)に入れて溶かして飲んでみてはいかがでしょうか」(嶋村さん)。

マヌカハニーにはパッケージに「UMF」「MGO」「Active」といった表示がついているものがあります。

「これはマヌカハニーがもつ抗菌・殺菌力の強さを表しています。抗菌・殺菌力の度合いを知りたい方は、これらの表示が目安になるので、詳しくは販売店で確認してください。」(嶋村さん)。

そして、必ず守って欲しいのが、1歳未満の子どもには、マヌカハニーをはじめとする全てのはちみつを食べさせないことです。これは、ボツリヌス菌を原因とする乳児ボツリヌス症を予防するためであり、1987年に厚生省(現在は厚生労働省)から各都道府県に対して対策を取るように通知が出ています。

抗菌・殺菌力の高いマヌカハニー。価格はちょっと高めですが、水分や雑菌が入らないようにしておけば長く保存できるので、自然の薬として常備しておくと、風邪対策、唇のあれ対策など、いざというときに役立つはちみつといえます。


記事監修/嶋村 賢次(しまむら けんじ)

嶋村賢次さん

嶋村賢次さん

ニュージーランド産はちみつに魅了され、専門店PBees(ピービーズ)を東京・神楽坂にオープン。マヌカハンターとして独自の養蜂家ネットワークをもつ。まだ日本に生はちみつが珍しいころから高温加熱していない生はちみつにこだわり、専門店として発信。著書に『天然の万能薬 マヌカハニー』(宝島社)がある。





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