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2017.01.05

ガイドが実践!アロマオイルでノロウイルス対策

橋本 裕子

アロマテラピーガイド 橋本 裕子 / All About

ノロウイルス流行中!アロマでの対策法を実体験から紹介

ノロウイルス流行中!
ノロウイルス流行中!

今年も残りあとわずかとなりましたね。楽しい行事が目白押しのこの季節。1年で一番食べる季節といっても過言ではありません。

しかし、この季節は「ノロウイルス」が流行する季節。ガイドは以前、クリスマス会から帰宅した子どもが「ノロウイルス」に感染し、玄関で嘔吐されたことで、家族全員が「ノロウイルス」で全滅するという経験したことがあります。

ガイドのHPに、この季節になると「ノロウイルス対策」についてのご質問を頂きます。毎年質問が届く理由には、ノロウイルスは特効薬が無く、感染したら自力での回復を待つしかないことや感染力が大変強い病気であることがあげられると思います。

ノロウイルスへの効果的な対策はあるの?

嘔吐下痢が伴うノロウィルスは感染力が強くこの季節は要注意です!
嘔吐下痢が伴うノロウィルスは感染力が強くこの季節は要注意です!

ではなぜノロウイルスの予防法や対策法はコレといったものがなかなか確立されないのでしょうか? それはノロウイルスの性質に関係があります。そもそもノロウイルスは「シャーレ」などで培養することがほぼ難しく、ノロウイルス本体を使って様々な実験をしたデータが少ないのだそうです。よって、限られた情報しかなかなか得ることが出来ず、「コレ!」といった対策法や特効薬が出てこないのだということです。よって、ガイドのところへの質問も毎年届くのだと考えています。

そんなことを踏まえ、今回の記事では、ガイドの実体験をベースにして日々実践している予防法をお伝えしたいと思います。アロマセラピストとして習得している植物療法や自然療法の知識と、主婦として家族の健康を預かりながら経験した「ママの知恵」ということでご理解いただけたら幸いです。

オールアバウトでは、様々な分野のガイドより有力なノロウイルス対策法が掲載されています。よって、この記事内では、アロマテラピーや植物療法と「ママの知恵」としての視点からの予防法に絞った内容でお伝えします。リンクした様々なガイドからの情報を得て頂き、ご自分の生活にあった取り入れ方を考えて頂けたらと思います。

オールアバウトにて掲載されているノロウイルスについての参考記事ファイル
【オールアバウト ノロウイルス・ロタウイルスの予防法・治療法】
【掃除で取り組む、住まいのノロウイルス対策】
【ノロウイルス・ロタウイルスの症状・原因・検査法】
【ノロウイルス・ロタウイルス】
【ガイド一家も被害に! ノロウイルス体験記】


ノロウイルスに対するアロマオイル・精油の効果について

アロマオイル(=精油)はノロウイルスに効果的なのか?
アロマオイル(=精油)はノロウイルスに効果的なのか?

先ず、ノロウイルスに効果的なアロマオイルが存在するかどうかをご説明します。これに関しては、残念ながらあまり「効果が期待できない」と言われているのが現状です。その理由としては、冒頭述べた、ノロウイルス本体での実験や研究が難しいという特徴が挙げられます。

また、ノロウイルスには精油が効果的に働きづらい細胞上の特徴もあるのだそうです。よって、次亜塩素酸ナトリウム(=家庭用塩素系漂白剤)を希釈した消毒液の使用が一番確実な方法である考えています。

ただし、アロマセラピストとしての私の見解は「効果が期待できない」ことは無いと考えています。なぜなら、実際にアロマオイルを取り扱う仕事をしながら、日々の生活で予防をしていると、「効果が期待できない」とは言えないと感じるからです。

但し、これは「予防の観点」においてであることはご理解ください。

病気の原因となるウイルスや細菌は、自然界に存在する生き物です。ウイルスや細菌も動物や人間と同じく、それぞれに、生き物としての特徴があります。ガイドは、自然界は存在するもの同士で人間には解明しきれない相乗効果や相殺効果が期待できるものであることを考えの根底に持っています。

よって、昔から胃腸のトラブルに役立ち、殺菌や抗菌効果に優れた消化器に親和性のあるアロマオイル(=精油)を活用することは「予防に役立つ」と考えられる気がしています。よって、アロマオイル(=精油)を使うことだけではなく、現物の植物を食事に取りいれます。

アロマオイル(=精油)の効果に関しては、断言することができませんが、ガイドの家族が格段に感染することが減ったのは、「アロマ予防」を実践することで、「家が清潔になる」「外からウイルスを家に持ち込まない」「免疫力がアップし他の病気にも感染しづらくなっている」ということが言えるのは確かだと思います。よって「ママの知恵」の予防法なのだと考えています。

次は「アロマ予防に活用している精油について」です


アロマ予防に活用しているアロマオイル・精油

では実際にガイドが活用しているアロマオイル・精油は下記です。

ペパーミント
レモン
シナモン
・オレガノ
ティートリー

ペパーミントはシソ科の精油、レモンは柑橘系の精油の中でも殺菌力が強いアロマオイルです。
ペパーミントはシソ科、レモンは柑橘系の中でも抗菌力に優れた日常生活でも使いやすい植物です。

ペパーミントとレモンは台所における天然の抗菌剤と昔から言われる食材です。ペパーミントはシソ科植物の中で1番抗菌力が強い植物、レモンは柑橘系の植物の中で1番抗菌力が強い植物であることから、どちらも食生活に取りいれたり、アロマオイル(=精油)を擦りこんだり、スプレーやジェルを作成して活用しています。手作り石鹸にこれらのアロマオイル(=精油)をブレンドするのも楽しく予防できます。

<参考記事>
「マスクにシュッ! アロマで不快感を解決」
「持ち運びに便利な抗菌アロマジェルの作り方」
「プチギフトにオススメ! 手作りアロマ石鹸」

シナモンは体を温めるので免疫力アップにも役立ちます。
シナモンは体を温めるので免疫力アップにも役立ちます。

シナモン、オレガノは、そもそもスパイスとして料理に活用できます。スパイスには強力な抗菌、殺菌力があります。肉や魚介料理に使われるのは臭みを消し腐敗を予防し、安全に美味しく食べるのに役立つからです。アロマオイル(=精油)としては皮膚刺激が強いので、皮膚に擦りこんで使う方法はあまりお勧めできません。

よって、ガイドはディフューザーを使用するときに、これらスパイス系のアロマオイル(=精油)を加えて空気を抗菌、殺菌させるのに活用させています。スパイス系の香りは、香りにパンチを与えてくれて上級者の演出をしてくれる点も気に入っているところです。ノロウイルスが流行する季節には、お好みの香りに2滴程度加えて楽しみます。

<参考記事>
「加湿器やディフューザーにおすすめなアロマレシピ集

■オレガノ

スッキリとした香りのオレガノは、古代エジプトでは医療でも用いられていました。
スッキリとした香りのオレガノは、古代エジプトでは医療でも用いられていました。


学名   Origanum vulgare
科名   シソ科
精油を抽出する部分 葉と花の咲いた先端部分
精油の抽出方法    水蒸気蒸留法
原産国   地中海地方 ヨーローッパ全土 エジプト スペインなど
禁忌事項: 皮膚刺激が強い 効果が強い精油の為使用には注意が必要。5歳以下の子供や高齢者、妊娠中の方は使用を控える方が好ましい。

気管支系のトラブルや風邪など呼吸器のトラブルにも役立つと言われていますが、主要な作用は消化器系への作用だと思われます。胃や腸、肝臓のトラブルに役立つとされています。刺激が強く、効果も強力なので注意が必要ですが、この刺激作用が感覚をリフレッシュさせ、微量でも殺菌、抗菌効果が期待できます。香りも刺激がありすっきりとした気分にしてくれます。体を温める効果にも優れています。

ティートリーは、「免疫力」をアップさせるために使います。ティートリーは免疫力細胞をバランスよく増やす働きを持っています。また、体を温める効果も期待できることから体に擦りこんだり、バスアイテムに2,3滴ブレンドして活用します。人間の体は、体温が1度上がると免疫力が30%アップすると言われており、体温が36度5分~37度1分の間を保つことが健康維持に役立つと言われています。

半身浴をしてお腹を20分程度温めて、低体温予防と免疫力アップに役立てています。

【参考文献】
『増改補訂 アロマテラピー事典』 著:パトリシア・デーヴィス 訳:高林林太郎 フレグランスジャーナル社刊 2004年、『アロマテラピーのための84の精油』 著:ワンダーセラー 訳:高林林太郎

<参考記事>
「簡単で温まる! 冬のアロマ入浴剤3種」

次のページでは「生姜を食すこと」についてです


生姜を食す!

生姜パワーは万能です!
生姜パワーは万能です!

ノロウイルスのアロマ予防のメインはこれといっても良いでしょう。とにかく、日々生姜を食すことです。できれば「皮付き」で食することをおすすめします。方法はご自身に合った方法でOKです。

ガイドは、味噌汁やスープ、鍋を毎日食べるように心がけ、そこへ皮ごとすりおろした生姜を必ず加えるようにしています。カレーにも、すりおろした生姜を追加して加えて楽しみます。

他、「スライス生姜」をゆず茶やはちみつに漬けるのもおすすめです。シナモンやクローブを入れて手作りジンジャーシロップを仕込むのもおすすめですよ。料理が苦手な人は、ドライジンジャーのお菓子や寿司の「ガリ」を食事に取り入れると手軽だと思います。

これには、ガイドの実体験が元となっています。

今から約10年前、ガイドの実妹が妊婦の時に自宅に遊びに来た時の事です。ガイドが仕事から帰宅すると、ガイドの実妹と姪っ子、娘3人と主人全員が嘔吐と下痢で全滅していました。

帰宅した家の中は、大惨事。惨状を片づけながら「眠って目が覚める時は自分も伝染しているだろう」と覚悟しました。でも不思議な事に、目覚めても1日経っても看病しているのに全く伝染らないのです。

「こんなこともあるのかしら?」とびくびく過ごしていましたが、本当に伝染することなくこの大惨事を乗り切りました。どうして、自分だけセーフだったのかを真剣に考える中、実妹も同様に思ったようで、妊婦であり薬の服用も出来ないので、かかりつけのドクターにこのエピソードを相談したそうです。

その時、私だけ特別に食していたものがありました。それが「生姜&ペパーミント&レモン」のダイエットティーでした。当時とても流行したダイエット茶で、書籍も出ていたので試してみたくて私だけそのお茶を1日3~4回飲んでいたのです。

最初はそれが理由であることは解りませんでしたが、実妹が相談した病院の先生から「生姜&ペパーミント&レモンのお茶が伝染しなかった理由では?」とアドバイスを受けたそうで、「妊婦が下痢や嘔吐になったら生姜湯を飲むと良い」と教えてもらったそうです。

そんなエピソードから「ペパーミント」「レモン」の効果を改めて認識し、「生姜を食すること」は、我が家にとって鉄板の予防法として励行されるようになりました。


有効な乳酸菌を摂取する!

最近、伝えられている情報として「乳酸菌」が効果的であることがあげられます。研究データを出している乳酸菌メーカーのHPをリンクしました。ガイドもアレルギー予防の為、乳酸菌の摂取を心がけています。役立つ情報だと思いますので、リンクを紹介します。

<参考サイト>
「森永乳業 ラクトフェリンがノロウイルスについて知ろう!
「ヤクルト サイエンスレポート」
「ヤクルト サイエンスレポート PDF 感染性胃腸炎に伴う発熱に対するプロバイオティクスの軽減効果」

次は「アロマで行う手洗いやお掃除、お洗濯について」です


アロマで手洗い&お掃除&お洗濯!

これらはお家を清潔にしてウイルスを家に持ち込まない対策です。

<手洗いについて>

手洗いは入念に!
手洗いは入念に!

手から口へ感染しやすいことは多く知られています。「手洗いを励行すること」は、とても大切な予防法として紹介されていますので、「手洗いをすること」は基本的に守ってください。

どうしても手洗いできない場面もあります。そんな時は「アロマスプレー」「アロマジェル」が役立ちます。おてふきにアロマスプレーを吹き付けて手を拭いたり、アロマジェルで手を清潔に保ち、「手から口」の感染経路を意識して手の清潔を守りましょう。

<お掃除について>
クエン酸や重曹を活用してアロマでお掃除することを実践しています。ノロウイルス予防には「台所」と「トイレ」を清潔に保つことが予防の1つだと考えています。お掃除方法は、リンクサイトを参考にしてください。アロマオイル(=精油)のさわやかな香りがお掃除を楽しくしてくれますよ。

<お洗濯について>
こちらは以前紹介した「体にも地球にも優しい!手作りアロマ柔軟剤」を活用しています。柔軟剤が面倒な方は、洗剤に(粉でも液体でもOK)5滴程度アロマオイルを垂らしてそのまま洗濯します。

衣類の繊維からほのかなアロマオイルの香りがするので、洗濯するだけでもアロマオイル(=精油)が染み込んで衣類が殺菌、抗菌されたことが感じられます。

ガイドは、子どもが「今日、学校で吐いた人がいた」「ノロウイルスで休んだ人がいた」といった会話が聞こえてきたら、手作りアロマ柔軟剤を活用してアロマお洗濯を行います。

また、お洗濯に関しては家族でノロウイルスに感染してしまった場合も、アロマオイル(=精油)を活用します。汚れてしまって捨てられるものは、2次感染を防ぐために捨てますが、「どうしても捨てられない衣類」や「ちょっとしか汚れなかった衣類」は捨てるのを躊躇してしまいませんか?

とはいえ、ノロウイルスに役立つ次亜塩素酸ナトリウム(=家庭用塩素系漂白剤)は色柄物には使えない物なので、洗剤と手作りアロマ柔軟剤にペパーミントを10滴程度垂らして洗濯をして対策をしています。

おわりに

ガイドが実生活で実践しているアロマ予防法は、冒頭でもお伝えしたとおり「ノロウイルスに絶対感染しない方法」ではありません。実体験から、予防することが大切だと考え、日々心がけることで役立った体験に基づく「ママの知恵」です。よって、自己責任において実践していただく事をお願いいたします。

アロマオイル(=精油)には禁忌事項がありますので、体調など気になる点がある方は、身近なアロマセラピストや専門家にご相談されてから使用されることをおすすめします。アロマオイル(=精油)の使用につきましては、「精油のローテーションについて」の記事も是非ご参照ください。

上記で紹介したものだけでなく、「お茶を飲むこと」や「薬味を食すこと」「酢の物を食べる事」「梅干を食べる事」など、食中毒予防や胃腸のトラブルに役立つ食養生法は、どれもとても大切な予防に繋がるのではないかと考えています。「薬が効かない」と言われると「どうしよう?」と悩んでしまいますが、そういうものほど「昔の知恵」が役立つ場合もあります。

幼い子供や介護を要する家族がいる場合は、こういう病気は本当に神経質になりますよね。健康で元気な家族が、健康状態に気遣いが必要な立場の家族に悪影響を与えないためにも、基本的な健康管理を1人1人が心がけることが一番大切なのかもしれません。

ガイド自身、小さな子供を抱えていたときノロウイルスについて本当に悩まされました。実体験が助けとなり、「アロマ予防」を実践するようになりましたが、自分なりの対策法が見つけられたことでずいぶん心労が減りました。この記事は、ガイドの体験談であることをご理解頂きながら、ちょっとでもこの方法が皆様のお役にたてれば本望です。


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