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2017.01.08

50歳になったら家計簿アプリでバランスシート

坂本 綾子

預金・貯金ガイド 坂本 綾子 / All About

家計簿アプリでバランスシート

家計簿アプリでバランスシート
50代こそ使いこなしたい家計簿アプリ

現役時代も後半戦に入り、「老後」の二文字が頭をかすめるようになる50代。来し方を振り返りつつ今後に向けた家計の仕切り直しを行うべき時期でもあります。50歳になったら実行したいのが自分の資産の棚卸し。どんな資産をどれくらい持っているのか。とても大事なことなのですが、大金持ちではない普通の人でも、この作業、実はけっこう面倒なのです。銀行の預金通帳、証券会社の報告書など、お金回りの書類を揃える必要があるからです。記帳しないままの通帳はATMまで行って記帳せねばなりません。

こういった作業を簡単にできる方法があります。条件は、金融取引をインターネットで行っていること。

インターネット取引をしている口座の情報を一括して取り込むアカウントアグリゲーション機能を持つ家計簿アプリを利用するのです。自分で行うのはアプリをダウンロードし、各金融機関のパスワードなどを入力して登録すること。この作業も決して楽というわけではありません。パスワードを忘れていると登録できないし、複数の金融機関を使っているなら一つ一つ登録する必要があります。ただし、一度登録すればこっちのもの。一括して残高を表示することができるので、いつでも家計の全体像を把握することができます。

資産のみならず負債もしっかり確認

銀行口座の情報は、定期預金、普通預金などの預入残高に加えて住宅ローンなどの負債も表示されます。証券会社の残高は多少の時間差はあるものの時価評価です。家計簿アプリには、銀行や証券会社の口座のほか、クレジットカードも登録することができ、未払い残高が表示されます。普段はあまり意識していないと思いますが、クレジットカードでの買い物は支払が終わるまでは借入です。ほとんどの家計簿アプリで、資産残高のみならず負債残高も一括表示され、取得した情報をもとにPC画面上でバランスシートを確認できます。

バランスシートを作り、資産-負債=純資産を確認することの重要性は、「50歳になったらバランスシートを作ろう」の記事で紹介しました。

家計簿アプリは多くの金融機関と連携していますが、すべての金融機関を網羅しているわけではないので、登録できないところもあります。財形貯蓄や社内預金なども難しいようです。こういった自動的に取り込めない資産については手入力で付け加えることができる家計簿アプリもあります。

自分の家計の状況について、「がっかりするだけだから見たくない」という人もいますが、50歳になったら、そんな考え方はもうタイムリミット。しっかり現実を見つめる必要があります。時価で資産残高とバランスシートを確認できる家計簿アプリ。テクノロジーの進化を活用して、楽に、現実的に、お金の管理に取組んではいかがでしょうか。

*家計簿アプリには、「マネーフォワード」や「マネーツリー」があり、無料版と、機能を追加した有料サービスがあります。

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