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2017.03.16

アルバイト収入があると年金が減るって本当?

綱川 揚佐

年金ガイド 綱川 揚佐 / All About

年金は収入があると減らされる?その誤解と本当

年金以外の収入があっても、年金が減る場合と変わらない場合がある
年金以外の収入があっても、年金が減る場合と変わらない場合がある

「収入があると年金が減らされるんでしょう?」「受け取れなくなるんでしょう?」という話をよく耳にします。これは、半分は本当ですが、半分は誤解です。

収入の額によって、年金が減額もしくは全額停止となってしまうことがあるのは事実ですが、すべての収入についてそうなるわけではありません。収入によって年金の金額が減る可能性があるのは、あくまで年金をもらいながら厚生年金に加入している人だけ。言い換えると、厚生年金に加入せずに得ている収入については、年金の額とは全く関係がないのです。

その具体的な例としては、

  1. 自営業として事業所得を得ている場合
  2. 会社勤めをしていても、厚生年金に加入していない場合
  3. その他、個人年金や配当金など

ということになります。

厚生年金に加入しないで会社勤めをする方法は?
厚生年金に加入している事業所であれば、正社員、嘱託、パート、アルバイトなどの雇用形態にかかわらず、原則として厚生年金に加入します。

しかし、次の2つの条件を満たした事業所に勤務していれば、厚生年金に加入する必要はありません。

  • 個人事業の事業所であること
  • 人数が5人未満であること
    またはサービス業、法務業、宗教業のどれかであること

もう一つ、厚生年金に加入しない勤務方法があります。それは、「月の労働日数または1週間の労働時間が、正社員の4分の3未満」である働き方です。

一般的には、1日8時間、週5日で月20日労働の事業所だとして、次のいずれかの条件を満たせばOKです。厚生年金に加入せず、給与や賞与をいくらもらっても、年金の額には影響がありません。

  • 月15日未満=週3日程度(1分でも働けば、労働した日とカウント)
  • 1週30時間未満

なお、従業員数が501人以上の会社については、上の条件に加え、以下のうち最低一つを満たさないと、厚生年金に加入することとされています。

  • 週の労働時間が20時間未満であること
  • 月の給与が8万8,000円未満であること
  • 1年以上の雇用が見込まれないこと
  • 学生であること

大きなスーパーなどでアルバイトをする場合は要注意ですね。

 

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