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被害者続出!? テイラー・スウィフトが元カレに送る歴代復讐ソング |dメニュー映画×コラミィ

    今や、最も痛烈な批判ソングの主人公ジョン・メイヤーとテイラー(Getty Images)今や、最も痛烈な批判ソングの主人公ジョン・メイヤーとテイラー(Getty Images)

    次期007有力候補と目されている英国美男、トムヒことトム・ヒドルストンがテイラー・スウィフトとラブラブ熱愛中であることがパパラッチされてからというもの、世界中のファンが「トムが歌にされるのなんて嫌!」「いや、逆にどんな歌にされるのか気になる」「トムの意外な欠点がわかるかも!」など、悲喜こもごも(?)の悲鳴を上げています。“歌にされる”とは、歌姫テイラー・スウィフトが恋破れた時に発動する専売特許。恋多き彼女は、これまでに別れた歴代の元カレたちのことを必ずやネタに歌を作り、ささやかな復讐をするのです。

    ■ジョー・ジョナスの場合

    00年代に一世を風靡したジョナス・ブラザースの次男ジョーは、テイラーに負けず恋多き男。テイラーと交際中に女優のカミーラ・ベルに乗り換えようとしたジョーが、テイラーにたった27秒の電話のみでいきなり別れを告げたことは有名です。「とても落ち込んで、何も感じられない」「あなたは本気なんかじゃなかった」と、ジョーとの別れの曲『Forever&Always』で、ひどく傷ついた心を歌っています。確かにそんな短い電話だけで恋人と別れようとする男なんて誠意のカケラもない(涙)。

    ■テイラー・ロートナーの場合

    映画『バレンタインデー』で共演していい感じになったのが、『トワイライト』シリーズで人狼のジェイコブ役を演じて人気になった若手俳優テイラー・ロートナー。けれど、結局、テイラー・スウィフトの方が冷めてしまって振った形になり、「最近は忙しそうね」「あの時に戻りたいと思っている」と別れたことを後悔した気持ちを綴ったのが『Back to December』です。

    ■ジョン・メイヤーの場合

    テイラー・ロートナーと別れたフリーの歌姫に近づいたのがジョン・メイヤー。当時、ハタチそこそこのテイラーが、海千山千の名うてのプレイボーイ32歳の毒牙に! と話題になったものでした。案の定、4か月ほどでお別れしてテイラーが作った曲はそのまんまのタイトル『Dear John』(笑)。「手を出すには私は若すぎたと思わない?」「私は後悔したわ。できるだけ早く離れなさいというアドバイスをどれだけ無視していたのか」「あなたのせいで燃え尽きた」と、曲中でハッキリと名指しで批判しています。これまでの復讐失恋ソングの中では最も痛烈なもの。もちろん、この曲の存在を知っているジョンは雑誌のインタビューで「あれには参ったよ」とコメントし、さらにテイラーに向けたと思われる楽曲『Paper Doll』で反撃しています。どっちもどっちだけど、ジョン、大人げない!(笑)

    ■コーリー・モンテースの場合

    ジョンと破局後、『glee/グリー』で人気となった故コーリー・モンテースといい仲になったというテイラー。優しく支えてくれたコーリーだったけれど、こちらも長くは続かず、コーリーはドラマ共演者のリア・ミッシェルとの恋人関係を認めていました。コーリーのことを歌ったと言われているのが『Mine』。けれど、「あなたは言ったわ、“君を絶対にひとりにしないよ”と」「あなたは私のものの中で最高のもの」と、悪い思い出はないようです。

    ■ジェイク・ギレンホールの場合

    その後、テイラーが結婚まで考えていたのが9歳年上のジェイク・ギレンホール。こちらはテイラーの方が夢中だったと言われており、演技にのめり込むタイプのジェイクがメンドーになってしまったのか、連絡を絶ってしまい、たった2か月で破局。「私たち1か月も連絡しなかったのに、“自分の時間が必要”って何それ?」「私たちもう二度とヨリを戻さないわよ」などと、ジェイクに振り回されたんだろうなと思わせる詳細な心情を、『We Are Never Ever Getting Back Together』に綴っております。

    ■コナー・ケネディの場合

    アメリカのロイヤルファミリーと言われるケネディ家の御曹司コナー・ケネディ(J・F・ケネディ元大統領の弟でロバート・ケネディ元司法長官の孫。当時、高校生!)と出会ったテイラー嬢、当時22歳。お互い盛り上がったにも関わらず、たった2か月ほどで恋の炎は消えてしまいました。その時のことを歌ったのが『Everything Has Changed』。恋に落ちて、お互いを取り巻く世界が突然変わってしまったという気持ちが込められていて、初々しささえ感じさせます。ちなみにこちらはエド・シーランとのコラボ曲です。

    ■ハリー・スタイルズの場合

    ワン・ダイレクションのハリーとのロマンスも2か月で終わってしまったテイラー。「かなり前の間違った恋」というズバリな歌い出しの『I Knew You Were Trouble』は、ハリーとの破局が報道される前に作られていたという曲。「初めからあなたがそんな人だってわかっていたのに」「私は恥ずかしいし、馬鹿だわ」「トラブルばかりでうんざり」などと、モテ男のハリーに対する「うんざり具合」がストレートに伝わる歌詞となっております。

    さて、DJのカルヴィン・ハリスとの別れの歌はいつ出るのか、トムヒと別れた場合はどんな曲になるのか、今後の動きに注目です。

    文=安藤千晴