たまにKY発言あり!?(Getty Images)
常に多くの人の目にさらされ、プライベートも全くない状態のセレブはイメージ管理が大切! だけど彼らだって人の子、気に食わないヤツもいれば、思わず殴りたくなるヤツだっていることでしょう。そんなわけで、スターVSスターの仁義なき戦いをご紹介します。
■トム・クルーズの発言にブチ切れたのは……?
すでに30年にわたってハリウッドのトップに君臨している大スター、トム・クルーズは、トムと同じく80年代から活躍している才女ブルック・シールズと犬猿の仲。と言うのも、ブルックは第一子を出産後、産後鬱に悩まされて抗鬱剤を使用したことを自伝で綴っているのだけど、それに対して、精神医学を否定する宗教サイエントロジー信者であるトムがブルックを公然と批判したのだ。トムはテレビ番組でこの問題に触れ、「ブルックはいい女優なのに薬に頼るからキャリアが低迷した」だの、「女性が軽々しく精神安定剤に頼るのは良くない」などと発言、アメリカ国内でも大論争に。当時、ブルックはしばらく静観していたけれど、ニューヨークタイムスに女性の産後鬱問題について科学的な観点から冷静に反論したコメントを寄稿。世論的にはブルックに同情する声が集まった。後にトムがガードマンもアシスタントもつけずにひとりでブルック宅に出向き、直接謝罪したことでこのケンカは一応、収束。けれど、ブルックは最近もこの時のネタをテレビで話すなど、根に持っているよう(?)。
■問題児ジャスティン・ビーバーVS恋多きオーランド・ブルームの大ゲンカ
パパラッチへの暴言や一般人との乱闘など暴れん坊のジャスティン・ビーバーと、暴力沙汰とは無縁なプレイボーイ、オーランド・ブルームが、スペイン・イビサ島の有名レストランでケンカ騒ぎに。その頃、ジャスティンはオーランドの元妻ミランダ・カーと、オーランドはジャスティンの腐れ縁の元カノ、セレーナ・ゴメスとそれぞれ噂があり、そんなことも関係していたのかも? 事の発端は、レオナルド・ディカプリオとオーランド・ブルームが同じテーブルで仲良く食事していた最中に、ジャスティンが近づいてきたこと。そこでレオに無視されて仲間に入れなかったジャスティンが、ミランダの悪口を聞こえよがしに言ったことで小競り合いに発展。ついにはオーランドがジャスティンにパンチを見舞わせる事態になったのだ。ちなみにジャスティンが立ち去った後に会場から拍手が起こったというから、ジャスティンが挑発したのは確かなよう。その後、ジャスティンは自身のインスタグラムにミランダの顔写真と、べそをかいているようなオーランドの顔写真をアップしており、復讐したつもりになっているみたいデス。
■人気者だけど敵も多い歌姫のバトル事情
アメリカの歌姫テイラー・スウィフトは友達も多いけれど、敵も多い。MTVビデオミュージックアワードでテイラーがスピーチしている最中に酔っ払って乱入したカニエ・ウェストはその筆頭。昨年、一時的に友好ムードになったものの、今年に入って新たな火種が投入されることに。カニエの新曲『Famous』の中の「俺はテイラーとセックスするかもって気がしてる。なぜかって? あのビッチを有名にしたのは俺だ」という歌詞を巡り、カニエ側はテイラーと電話して許諾を得たと主張しているものの、テイラー側は全く知らなかったと反論しているのだ。しかしその後、カニエの妻キム・カーダシアンが、カニエとテイラーが電話している録音テープを公開したことでテイラーはピンチに。とは言え、テイラー側も速攻でカニエに楽曲の全容を知らされておらず、騙された!とSNSでコメントするなど、現在進行形で泥仕合は続いている。
テイラーの天敵と言えば同じく歌姫ケイティ・ペリーも外せない。当初は仲が良かったのに、ケイティがテイラーのバックダンサーたちを黙って自分のツアーに引き抜こうとしたことが原因で仲違い。当のダンサーに言わせれば、「ケイティとは以前からずっと仕事してきていたから、声をかけられた時にもちろんケイティと仕事するよと返事をしただけなんだ。テイラーのステージでは実際に踊る機会がないから飽きていたし」とのことらしい。けれど、テイラーはご自慢の“復讐ソング”『Bad Blood』で、ケイティの非道への怒りをぶつけている。そんなケイティだけど、テイラーとカニエの今回の騒動では、テイラーの肩をもつような発言をしているので、和解への道も近いかも?
文=安藤千晴