アイスコーヒーがおいしい季節となりました。しかし、コーヒーといえば、昨今はカフェやファストフード店、コンビニエンスストアと、あらゆるところで買えるようになったため、いったい、どこのコーヒーがおいしいのか、いまいちわからないという人も少なくないのでは?
やはり同様の疑問を抱いた人は多いのか、2014年の7月、アンケートリサーチ会社のネオ・マーケティングは、20~73歳までの男女128名を対象に調査を実施。コンビニエンスストアやファストフード店など、様々なコーヒーショップの試飲調査の結果を発表しています。
■コンビニ勢の総合評価では「ローソン」が1位
今回の調査対象に、各社のアイスコーヒーについて、「総合的に判断し、10点満点で点数をつけてください」という質問をしたところ、もっとも平均点が高得点となったのはローソンで7.55。ローソンはドトール(6.63)やスターバックス(6.48)といったコーヒー専門店よりも高い評価を得ています。
しかし、コーヒーには酸味や甘み、コクなど個性があり、好みも様々。同調査では、それぞれの味わい別にも評価を調査しており、それぞれ結果は以下の通り。
【酸味部門(高得点ほど、好き)】
1位 ローソン 7.08
2位 マクドナルド 6.24
3位 セブン・イレブン 6.20
【甘み部門(高得点ほど、好き)】
1位 ローソン 6.65
2位 マクドナルド 6.16
3位 セブン・イレブン 6.10
【コク部門(高得点ほど、好き)】
1位 ローソン 7.29
2位 セブン・イレブン 6.55
3位 マクドナルド 6.00
いずれの部門でも、ローソンは高い評価を得ており、日本人のコーヒーの好みに対して、ピッタリとはまった味のバランスを再現しているようです。
昨今はブルーボトルコーヒーに代表される、サードウェーブコーヒーショップも登場し、コーヒーの選択肢はますます広がっています。はたして、ローソンの牙城を崩すショップは登場するのか、依然目が離せません。