本田がMITメディアラボの特別研究員に(Getty Images)
米国の名門、マサチューセッツ工科大学のメディアラボは現地時間22日、デジタル技術研究の「ディレクターズ・フェローズ・プログラム」について、新たな特別研究員を発表。日本代表MF本田圭佑(ミラン/イタリア)がその一員に選ばれた。任期は2年。
「ディレクターズ・フェローズ・プログラム」は2013年に発足。世界各地の様々な分野における第一人者を特別研究員として招き、MITメディアラボと協同でデジタル面から世界の問題にアプローチする取り組み。学問の場と実践の場が結び付き、革新的で創造的なプロジェクトが立ち上がっている。
同ラボは、サッカースクールをプロデュースし、SVホルン(オーストリア2部)のオーナーでもある本田を「プロサッカー選手、企業家、教育者」と紹介。若者を中心とした社会貢献活動が評価され、米公共慈善団体の国連財団からユース担当のグローバル・アドボケートに任命されたことにも触れ、同選手が「教育者として『地産地消』の機会や独立心を子どもたちに与えることを重要視している」と紹介している。
日本からは、本田のほかに西陣織プロデューサーの細尾真孝氏も特別研究員に任命されている。