ミランで10番を背負うFW本田(Getty Images)
FW本田圭佑が今夏、ミラン(イタリア)を離れる可能性があるとういう。また、残留の場合も背番号の変更があるかもしれない。伊サイト『calciomercato.com』が現地時間26日、「本田圭佑の後に10番を着るのは誰?」と題した記事を掲載した。
『calciomercato.com』によれば、本田の代理人である兄の弘幸氏がアドリアーノ・ガッリアーニCEO(クラブ最高責任者)と会合をもったが、残留に向けて現時点でポジティブな結論を見出すことはできなかったという。契約は2017年までとなっているため、クラブにとっては売却して資金を手にするためには、今年が最後の夏のマーケットとなる。同サイトはまた、本田が(残留の場合)今季は10番ではなく、背番号40を選択する可能性があると報じている。
では、「新10番」は誰か。
可能性の1つに挙げられるのは、新加入選手。ヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督は夏の市場で多くの才能ある選手に目を向けており、フアン・クアドラード、アレハンドロ・ゴメス、ホセ・ソサといったプレーヤーが、10番候補だとのこと。あるいは、昨季のセリエB得点王の看板をひっさげて加わったジャンルカ・ラパドゥーラが、ペスカーラでも背負った10番を求めるかもしれない。
既存の戦力が身に纏う場合、ジャコモ・ボナヴェントゥーラが妥当か。しかし攻撃の中心である同選手は、28から5への変更を決めたばかり。主将のリッカルド・モントリーヴォという線もある。
かつて元ユーゴスラビア代表のデヤン・サヴィチェヴィッチ、元クロアチア代表のズヴォニミール・ボバン、元ポルトガル代表のマヌエル・ルイ・コスタ、元オランダ代表のクラレンス・セードルフら名選手が背負った10番。今季季は誰が身に着けるのだろうか。