ロックンロール!
ロックンロールは訳すと「揺れて転がる」って意味。なんとなく、わかりますよね? そんなバンドミュージックの要と言っても過言ではないのがドラムです。今回は世界最高のロック・ドラマーが誰なのか、アンケートをとりました。ランキング形式でご紹介!
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第3位【キース・ムーン】:186票
The Whoのドラマー、キース・ムーン。そのプレイスタイルはまさに「破壊的」です。波のように迫るドラムビートの嵐、嵐、嵐。The WhoをThe Whoたらしめている要素のひとつです。
そんなキース・ムーンですが、私生活も破壊的。ロールスロイスごとプールに突っ込んだり、ホテルの部屋を爆破したり、ドラムセットを爆薬で吹っ飛ばしてメンバーを気絶させたり、車でホテルのガラスを突き破り突入した上で、平然と「おれのスイートの鍵は?」とか言ったりしたそう。
彼が参加するパーティーも大体めちゃくちゃになってしまいます。パーティーに参加したミック・ジャガーがムーンの姿を見るなり帰宅したというエピソードも。
ちなみに、ローリング・ストーン誌が選ぶ偉大なドラマーランキングでは第2位だったりします。
第2位【ジョン・ボーナム】:518票
Led Zeppelinのドラマーがランキング2位に登場。
その特筆すべき特徴は力強さ! ありえないタイミングにスネアをぶち込み、当時のドラマーを絶望の淵に陥れたのだとか。そんなボンゾは独自のグルーヴ感を発揮しLed Zeppelinの心臓部としてビートを刻み続けました。
しかし、32歳のとき亡くなります。音楽の心臓を欠いたLed Zeppelinはボンゾの代わりはいないとし、解散してしまいます。
現在に至るドラムの礎を築いたドラマーとして、伝説的な存在です。ちなみに、ローリング・ストーン誌が選んだ偉大なドラマー1位、LA Weekly誌の選ぶ偉大なドラマー1位だったりします。
第1位【リンゴ・スター】:1334票
アンケート1位はThe Beatlesのリンゴ・スター!
リンゴ・スターの代名詞と言えば、そのリズム感。なんと、リンゴ・スターは左利きなのに右利き用ドラムセットで演奏していたそう。左利きが右利きドラムを使うことで、独自のリズム感を生み出せるのだとか。派手な演奏はないけれど、レノンの曲を生かすリズムを叩き続けました。
ただ一方、リンゴはドラムが下手だったという説もあります。実際、ビートルズはセッション・ドラマーを雇い録音し、その音源をアルバムに入れてリンゴのマスター音源を捨てたという逸話があります。
それでも、リンゴなしではBeatlesは成り立たなかったと言われています。
世界で一番うまいロックドラマーは? ランキングでした。あなたの好きなドラマーはランクインしていましたか?