お酒やタバコ、砂糖たっぷりの甘いお菓子…、健康のためには控えたほうが良いとわかっていても、やめられないモノってありますよね? しかし、「ちょっとだけだから大丈夫」なんてそのまま続けていると、積もり積もって、そのうち健康を壊しかねません。もちろん、我慢し過ぎてストレスを溜め込むのも考えモノですが、カラダの調子や体型が気になり出したら、少しずつ改善したほうが良さそうです。それではまず、世間の皆さんが、健康のためにどんなものを控えたいと考えているか、アンケートの結果を紹介しましょう。
■砂糖に塩、糖分に嗜好品…バラつく結果に
アンケート「健康のために控えているのは?」
(総投票数:7,135票)
1位【塩分】1,186票 16%
2位【喫煙】1,160票 16%
3位【飲酒】1,034票 14%
4位【糖分】958票 13%
5位【油分】759票 10%
1位から5位まで、どれも票数は僅差。それぞれのカラダや体調に合わせ、控えるべきものを選んでいるような印象ですね。それでは、それぞれについて、なぜ摂りすぎは良くないか、カンタンに解説します。
■適度な摂取を心がけることが、健康管理の第一歩
1位の塩分は、摂りすぎることで高血圧やさまざまな病気、そして女性が気にしがちなむくみを引き起こすと言われています。塩分が多く含まれている加工食品(外食やコンビニ食など)を控えめにして、そのぶん自炊で塩分をコントロールすることが改善につながります。
2位の喫煙、そして3位の飲酒は、どちらも断つのが難しいとされる嗜好品。カラダの内外から老化を早めるという話もありますよね。しかし、カラダに良くないと言われる一方で、息抜きやメンタルケアに一役買ってくれる存在でもあります。
■意外に知られていない”砂糖依存症”とは?
ダイエットの話題につきものである糖分。しかし糖分を控えるべき理由とは、ダイエットのみではありません。”砂糖依存症”という言葉を聞いたことはありませんか? これは糖分を摂りすぎることで、カラダに不調をきたす依存症のこと。食事やおやつをたくさん食べたはずなのに、1時間もたつとまた甘いものが欲しくなってしまったり、甘いものを食べていないとイライラしたり…。身に覚えがあるなら、それは糖分を控えるべきサインかもしれません。
不足しすぎると思うようにカラダが動かせなくなり、摂りすぎると病気のリスクが高まる…、やはり何事も”バランス良く適度に”が大切ということですね。
(文/カサイユウ@H14)
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