正捕手として起用される見通しのG.サンチェス。(Getty Images)
現地17日、ニューヨーク・ヤンキースが、ブライアン・マキャンに代わり23歳の若手ゲーリー・サンチェスを正捕手に据える方針であることがわかった。
サンチェスは今月3日に今季2度目となるメジャー昇格を果たすと、その後は16日までに11試合に先発出場。その内7試合にキャッチャーとして、残りの4試合は指名打者として起用されている。一方のマキャンは、その間に先発した9試合のうち指名打者として7試合、捕手としては2試合の出場にとどまっていた。
ヤンキースのオーナーであるハル・スタインブレナー氏によると、今後のマキャンの起用法については、ブライアン・キャッシュマンGMとジョー・ジラルディ監督が決めることになっているという。
32歳のマキャンは、サンチェスについて「彼は最高ではないにしても、自分がメジャーリーグで見てきた中では優れた若手捕手の一人」と評価すると、自身の出場機会が減ることに理解を示した。
サンチェスは今季、ここまで13試合の出場で打率.360、5本塁打、11打点をマーク。マキャンは95試合の出場で打率.231、15本塁打、45打点という成績を残している。(STATS-AP)