ダルビッシュがメジャー移籍後初の本塁打を放った。(Getty Images)
テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が現地24日、敵地で行われたシンシナティ・レッズとのインターリーグ戦に先発登板。6回4安打、6四死球、5三振、5失点(自責点は3)の内容で、勝敗はつかなかった。
この日、シーズンワーストの5四球と制球に苦しんだダルビッシュ。しかし、打つ方では、1点ビハインドの5回2死走者なしの場面で2打席目を迎え、相手先発のティモシー・エイドルマン投手が投じた4球目を捉えると、打球はバックスクリーンへと飛び込んでいった。
レンジャーズの投手でホームランを記録したのは、1997年にボビー・ウィットがロサンゼルス・ドジャースとのインターリーグ戦でソロを放って以来のこと。ダルビッシュは、自身のメジャー初本塁打に「指名打者はもういらないから、自分に打たせてくれ」と通訳を介してコメント。その直後、「もしまた打席に立ったら、三振するかもしれない。(ホームランの)イメージを残しておきたい」と、前言を撤回した。
レンジャーズは、5対5の同点で迎えた8回、エイドリアン・ベルトレ三塁手の適時二塁打で1点を勝ち越し。その後はマット・ブッシュ、サム・ダイソン両投手がレッズ打線を完ぺきに抑え、6対5で4連敗を回避した。ノマー・マザラ外野手が15号3ラン、イアン・デスモンド外野手が21号ソロをマーク。ダイソンが今季28セーブ目を挙げた。(STATS-AP)