日本人の発明した素晴らしい食べ物、カップ麺。
お湯を入れて3分待つ、というのがカップ麺の主流です。しかし、その時間より早く食べても、遅く食べてもOKだったりします。
今回はどの待ち時間が一番ウマいのか、検証してみました。
まず【1分】
いうなれば「バリ硬」の状態です。麺の場所によっては「バリバリ」と音がして、乾物を噛んだような食感があります。かやくも若干硬いです。ただ、その全体的なバリバリとした食感が楽しい。硬い麺が好きな人なら、かやくを抜いて麺のみにすれば、おいしく食べられます。
次に【2分】
1分より柔らかく、完全に麺としての食感が楽しめます。かやくもそれなりに水を吸っているので、口内に張りつくことなく噛むことができます。お腹が減り過ぎてこの時間で食べたことのある人が多いのでは? ちなみに、食べているうちに麺が伸びていくので、食べるのが遅い人だとこの時間がベスト、という説もあります。
ベターな【3分】
大体のカップラーメンで適正とされる時間です。とりあえず、普通においしい。麺は柔らかいし、スープは冷めていないし、かやくもちょうどいい感じ。
ちょっと長め【4分】
3分計ったつもりが、ちょっとボケっとしてて4分経ってた……。そういう経験、ありますよね。4分待ったカップ麺は、若干伸びて量が増えています。麺は何となく柔らかめで、ノドごしがツルツル。これが好きな人って、意外と多いそうです。
もっと待っちゃう【5分】
さらに麺を伸ばす5分。ここまでくると麺はかなり伸び、そして柔らかに。歯で噛まなくとも麺が切れてしまうことも。ただ、その柔らかな食感がおいしく、さらに麺がスープを吸っているので麺とスープの馴染み方がバツグン。
革命が起きる。【10分】麺の登場
芸人でおなじみのマキタスポーツさんが、なんと10分カップ麺に挑戦。その麺のツルツルなノドごしがあまりにもおいしすぎると話題になりました。実際にやってみると、驚いてしまうほど麺が艶やかです。おまけにスープも程よく冷めていて、猫舌な人でも一気に食べられるほど。
これは一度挑戦する価値があるかもしれません。
ないがしろにされることが多い、「カップ麺の待ち時間」。かくいうわたしもせっかちなので、2分くらいで食べてしまうのですが、逆に時間を遅くして「麺を伸ばす」ことで、新しい食感に出会えるのかも。 次からは、カップ麺の待ち時間を長めにしてみようかな……?