米国女子代表GKソロに6カ月の出場停止処分(Getty Images)
リオ五輪女子サッカーでスウェーデンを「臆病者」と批判した米国女子代表GKホープ・ソロに、6カ月の出場停止処分が下った。現地時間25日に英『BBC』が報じている。
優勝候補の大本命だった米国は、準々決勝でスウェーデンと対戦。1対1で規定時間を終了したのち、PK戦の末に3対4で敗れた。ソロは試合後、「私たちは勇敢に戦ったと思う。相手は臆病者の集団だった」とコメント。「スウェーデンは戦いを止めた。オープンにプレーしようとせず、パスも出したがらなかった。最高のサッカーをしようとしていなかった」とも述べており、批判を受けていた。
これを受け、USSF(アメリカサッカー連盟)はソロに代表戦6カ月の出場停止処分を科した。スニル・グラティ会長は「受け入れることのできない発言」と述べており、ソロは来年2月まで代表戦のゴールマウスに立つことができなくなった。
ソロはこの決定に「悲しく思う」とコメント。自身のFacebook上に「たとえ最良の選択をせず、正しいことを言わなかったとしても、私が今の私でなければ、選手としてプレーしてはいない」と綴っている。