今夏ニースへ移籍したFWバロテッリ(Getty Images)
リヴァプール(イングランド)への加入は「人生最悪の決断だった」と述べたFWマリオ・バロテッリに、同チームのサポーターが反論した。英『デイリー・エクスプレス』紙(電子版)が現地時間12日(以下現地時間)に伝えている。
2014年にミラン(イタリア)から1600万ポンド(約27億6000万円:当時)の移籍金でリヴァプールへ加入したバロテッリは、同チームでは、公式戦28試合で4ゴールに終わった。昨季は古巣ミランに期限付き移籍するも、セリエA20試合で1ゴールと不発。今夏フリートランスファーでニース(フランス)へと加わっている。
同選手は11日に行なわれたマルセイユ戦でリーグ1デビューを飾ると、いきなり2ゴールを記録。しかし、その試合前に『Canal Plus』のインタビューで、リヴァプール移籍は「人生最悪の決断だった」「最高のファンと、仲良くやっていた一部の選手を除けば、そのクラブのことは好きじゃなかった」などと述べ物議を醸していた。
このコメントを受けて、多くのリヴァプールファンが「ツイッター」で反論の声を挙げた。「おそらくそうだろう。でも、彼の獲得は124年のクラブ史最悪のミスだった」「だからなんだ。戻ってくるなよ」「もうここでは話題にもなってない」「家に自分で火をつけたことは忘れたんだろう」といった辛辣なコメントが多く寄せられた。一方で、「残念ながら最後まで20%以上の力を出す努力をしなかった」「アイツに才能があることは否定できない。バカだったことが残念だ」「バロテッリのことは好きだが、問題の責任は誰にあるのか。鏡をよく見てほしい」といった、才能の浪費を嘆くファンもいた。