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モウリーニョ監督、ELは“足枷”も「モチベーションを見つけなければ」|コラミィ× スポーツ

    ELの前日会見に臨んだモウリーニョ監督(Getty Images/Manchester United)

     マンチェスターU(イングランド)のジョゼ・モウリーニョ監督が、ヨーロッパリーグ(以下EL)への出場は、プレミアリーグでの戦いに影響を及ぼすが、それでも「モチベーションを見つけて」優勝を目指すと述べた。英『スカイスポーツ』など複数メディアが現地時間14日(以下現地時間)に報じている。

     15日に敵地でフェイエノールト(オランダ)とのELに臨むマンU。ELは通常木曜に試合が開催される(チャンピオンズリーグは火・水)ため、参加チームは中2日などの厳しい日程で週末のリーグ戦を迎えることになる。

     モウリーニョ監督は記者会見で、ELがリーグ戦に与える影響について「より難しくなる」とコメント。「特に、我々には月曜に試合をするという特権がないからだ。木曜に(ELの)試合を戦ったのち、試合間隔が1日多く空くように月曜開催になることはない」「我々がそういったサポートを受けられないことは分かっている。実際に、リヴァプール、フェネルバフチェ、チェルシーとの連戦で、リヴァプールと月曜に対戦するが、EL後の試合は月曜日でなない。月曜にリヴァプール、木曜にフェネルバフチェ、そして、日曜にチェルシー戦だ」と、具体的に10月の日程を例に出して不満を示した。

     同監督はまた、ELについて「マンチェスターUが望む大会ではないし、私や選手たちが求めている大会でもない」「しかし、これが我々の参加するコンペティションであり、それが現実。敬意を払って大会に臨まなければならず、優勝したいと思っている」「言うは易く行うは難し。我々はそういう姿勢で出場したい」

     「重要な試合であり、我々はモチベーションを見つけなければいけない。私自身はすでに見つけた。それを選手に伝えなければ。ELが選手にとっての大きな夢ではないと理解しているからね。しかし、CLを戦えるわけではないのだから」と、欧州最高峰を競う舞台でないことへの落胆を認めつつ、EL優勝を目指して奮い立たせなければいけないと語った。