アンダルシアダービーを制したセビージャ(Getty Images)
リーガ・エスパニョーラは現地時間20日に第5節の2試合が行なわれ、清武弘嗣所属のセビージャがホームでのベティスとのダービーマッチを1対0と制した。清武はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。
セビージャは51分、ナスリのFKからメルカドが先制点を奪取。その2分後、アレグリアにネットを揺らされるが、オフサイドの判定に救われる。映像ではオンサイドだったが、ベティスの得点は認められず。試合はそのまま1対0で終了している。
逃げ切って今季3勝目を手にしたセビージャは、勝ち点を11とし、暫定ながら首位レアル・マドリーと1ポイント差の2位に浮上。一方のベティスは勝ち点5で暫定13位となっている。
決勝点を挙げたメルカドは「素晴らしい雰囲気だった。この経験ができて、すごくうれしい。得点を決め、チームの勝利に貢献できた」と喜んだ。
ベティスのホアキンは「僕らは敗北には値しなかった」「インテンシティのあるプレーで、チャンスもつくった。でも、セットプレーで失点してしまったね。こういう試合ではディティールで決まることが多い。僕らは運がなかった」と肩を落とした。
乾貴士が所属するエイバルは、敵地でマラガに1対2と敗れた。乾はフル出場し、先制点をアシストしている。エイバルは42分、乾の左サイドからのクロスにナノが合わせて先制。しかし、2分後にサンドロに同点弾を許すと、76分にはこの日がホームでのトップチームデビューとなった19歳アン・ネシリに決勝点を奪われた。
連敗を2で止めたマラガは今季初白星。勝ち点を5とし、暫定で12位に浮上した。エイバルは開幕戦以来となる今季2敗目。勝ち点7で暫定7位としている。(STATS-AP)