9月23日(金)、J2のV・ファーレン長崎は、長崎原爆資料館を訪問し、J2公式戦で着用した「2016平和祈念ユニフォーム」及び、ファン、サポーターが製作しホームゲームで回収した「折り鶴」3万羽を寄贈した。寄贈には村上佑介、田上大地、中村慶太、富澤雅也の4選手が参加。あわせて、クラブプレミアムパートナーのhummel製作のスニーカー「PRAY with Hibakusha」も寄贈された。
キャプテンの村上佑介選手は「平和祈念ユニフォームを着て試合をする機会は、長崎以外ではそうないこと。その祈念ユニフォームを原爆資料館に飾っていただき、見た方たちにいろいろなことを考えていただければと思います。これからも平和について発信していきたいと思います」とチームを代表してコメント。
また、参加した富澤雅也選手は「ファンやサポーターの方たちに、3万羽も折り鶴を集めていただいた。その想いを胸に全力でプレーしていきたいと思います」とファン・サポーターの想いを胸に戦うことを誓った。
【藤原裕久(ViSta)】ふじはら ひろひさ。長崎在住のスポーツライター。V・ファーレン長崎オフィシャルライター、Jリーグ登録フリーランスとして、クラブ公式サイトやホームゲーム時のマッチデイプログラム、サッカー専門誌などに寄稿。V・ファーレン長崎に関してはクラブ発足から関わっている。