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清武ベンチ外のセビージャ、新加入ベン・イェデル2ゴールで暫定2位/リーガ|コラミィ× スポーツ

    セビージャは暫定2位に。清武はベンチ外だった(27日撮影)(Getty Images)

     リーガ・エスパニョーラは現地時間2日(以下現地時間)に第7節の4試合が行なわれ、清武弘嗣所属の6位セビージャはホームで9位アラベスに2対1と勝利した。清武はベンチ外となっている。

     この試合では負傷者が相次ぎ、アラベスは前半に2選手が交代。セビージャも58分からの3分間でナスリとビエットをケガで失う。それでも74分、途中から入ったガンソのヒールパスに反応したベン・イェデルが流し込み、先制に成功する。

     セビージャは終盤に同点とされるも、迎えた90分、左サイドを突破したビトロのクロスにベン・イェデルがヒールで合わせて勝ち越し。今夏加入したベン・イェデルは9月27日のチャンピオンズリーグ・リヨン(フランス)戦に続いて2試合連続でゴールを挙げた。

     これにより、翌日に試合を控えるレアル・マドリーに並ぶ勝ち点14を獲得したセビージャ。暫定ながら2位につけた。

     セビージャのサンパオリ監督はこの日2発のベン・イェデルについて「彼のためにも、とてもうれしいよ。加入してから、言葉やチームメイト、私の要求やシステムなど多くのことに適応するのに苦しんでいたからね。だが、彼はこの2試合で自分がセビージャにいる理由を示したよ」と同選手に賛辞を送った。

     なお、清武はこの試合の招集メンバーに含まれず、公式戦4試合連続で出場がなかった。同選手は試合前に自身のブログを更新し「毎日が激しい競争」とコメント。苦悩を明かしつつも「この厳しい環境が、自分の人生にとって凄く大切なんだと思おう」「やり続けよう」と、前向きに締めくくっている。

     そのほか、16位デポルティーボは14位スポルティング・ヒホンに2対1と勝利。元リヴァプール(イングランド)のバベルが途中出場でロスタイムに決勝点を挙げた。最下位オサスナは7位ラス・パルマスと2対2で引き分け、19位グラナダは13位レガネスに0対1で敗れている。(STATS-AP)