ヴェンゲル監督に勝利をプレゼントできたことを喜んだツェフ(Getty Images)
現地時間1日(以下現地時間)にアーセナル(イングランド)の監督就任・満20年を迎えたアルセーヌ・ヴェンゲル監督(66)。チームは、ヴェンゲル監督正式就任から20周年のメモリアルマッチとなった2日のバーンリー戦を、ロスタイムの劇的な決勝弾で祝った。
英『デイリー・ミラー』紙(電子版)によると、GKペトル・ツェフは「この記念の日を勝利で飾るのが一番良い祝福の仕方だと思う」と、ヴェンゲル監督に勝利をプレゼントできたことを喜んだようだ。
また、同選手は試合について「バーンリーは素晴らしかった。本当に厳しい試合だったね」と苦戦を強いられたことを認めながらも、「ロスタイムにゴールを決めることはいつだって素晴らしい。でも、相手にプレッシャーをかけ続けていたので、おそらくこの結果は妥当だろう」「良いゴールだったかどうかは気にしてない。これは貴重な勝ち点3だ。とても満足しているよ」と勝ちに相応しかったとコメントした。
この試合でアーセナルは公式戦5連勝をあげ、リーグ戦でも3位につけ好調をキープ。『デイリー・ミラー』紙が行なった「アーセナルは最終的にリーグ戦をどの位置で終えるか」というアンケートでは、優勝62%、4位以内32%、その他6%(日本時間4日現在)で、優勝予想が一番多くなっている。2003-04シーズンに無敗優勝を成し遂げて以来リーグタイトルから遠ざかっているアーセナル。今季のファンの期待は大きいようだ。