完封勝利を挙げたM.バムガーナー。(Getty Images)
現地5日、サンフランシスコ・ジャイアンツは、敵地でのワイルドカードゲームでニューヨーク・メッツと対戦。エースのマディソン・バムガーナー投手が9回を4安打、2四球、6三振、無失点と圧巻の投球をし、3対0で勝利した。
バムガーナーは、0対0で迎えた5回に無死二塁とこの日唯一のピンチを招くも、後続を打ち取って無失点で切り抜ける。その後は全く危なげない投球を披露し、味方から援護を貰った後の9回裏にもマウンドに上がると、見事119球で9イニングを投げ抜いた。
バムガーナーに関しては、敵将のテリー・コリンズ監督も「ビッグゲームに強い投手の一人」と脱帽したようで、バムガーナー本人は、「自分たちは勝者になれた。まさにみんなが求めていたものだよ」と話している。
ジャイアンツは9回に、先頭のブランドン・クロフォード遊撃手が二塁打で出塁すると、1死一、二塁のチャンスで打席に入ったコナー・ギラスピー三塁手が、値千金の3ランホームランを放ち、決勝点を挙げた。
一方、敗れたメッツはノア・シンダーガード投手が7回を2安打、3四球、無失点、10三振と好投するも、味方打線がバムガーナーを前に得点を奪えなかった。
ジャイアンツは、7日から始まる地区シリーズ(5回戦制)で、今季メジャー最高勝率のシカゴ・カブスと対戦する(STATS-AP)