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「大迫、トップフォームで安定」 ケルン移籍3年目、主軸として定着|コラミィ× スポーツ

    主軸として定着したケルンの大迫(Getty Images)

     現地時間15日に行なわれたドイツ・ブンデスリーガで、インゴルシュタットに2対1と勝利したケルン。この日1アシストとPK獲得で全得点に絡み、FWアンソニー・モデストと好コンビを見せている大迫勇也について、地元紙が好評価を下した。

     大迫はこの日、中盤から前線へのフィードでモデストの先制弾をアシストし、その後エリア内で倒されPKを獲得。モデストはこれを沈めて今季7ゴールと、ブンデスリーガ得点ランクトップに躍り出た。

     お膝元の『ケルナー・シュタットアンツァイガー』紙(電子版)は、「先制点がオフサイドだったのは明らかではあるものの、大迫のお膳立てによる素晴らしいゴールだった。大迫もこのところトップフォームで安定しており、モデストへのボールは完璧だった」と、ゴールを演出した大迫の存在を称えた。

     同紙は選手寸評でも「ちょうど今、高いレベルで安定している。自らの得点機は活かせなかったが、1アシストとPKを獲得している。採点2」と、高く評価した(ドイツの採点は1が最高、6が最低)。同紙が「2」と評価したのは、大迫のほかにDFヨナス・ヘクトルのみ。モデストは当然ながら「1」だった。

     2014年夏に、1860ミュンヘン(2部)からケルンに移籍した大迫。独『キッカー』誌(電子版)による大迫のブンデスリーガにおける採点の平均は、2014-15シーズンが「3.65」、2015-16シーズンが「3.68」だった。今季はまだ7試合を終えたのみで、インゴルシュタット戦の採点は含まれていないが、それでも3試合が「2.5」の評定で平均は「2.80」。「このところトップフォームで安定」と綴った『ケルナー・シュタットアンツァイガー』紙の寸評を裏付けている。