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好調ジェコ2発、ローマがナポリ下し2位 ユーヴェはディバラ弾で白星/セリエA|コラミィ× スポーツ

    昨季とは一転、好調のジェコ(左)(Getty Images)

     イタリア・セリエAは現地時間15日に第8節の3試合が行なわれ、3位タイのローマが2位ナポリを3対1で下し、暫定2位に浮上した。

     敵地に赴いたローマでは、ジェコが好調ぶりを発揮した。43分に先制点を挙げると、54分にはFKを頭で押し込み、リードを広げる。ナポリは58分にクリバリが決めて1点差とするが、得点源のミリクをケガで欠くチームはあとが続かず。ローマは85分にサラーがダメを押して勝ち点3を手にした。

     2015年夏にマンチェスターC(イングランド)から加入したジェコは、昨季のセリエAで31試合に出場し8ゴールと、失意の1年となった。しかし、今季は8試合で7ゴール目をマークし、セリエA得点ランク首位に。ミッドウィークの代表戦でも2ゴールを挙げ、充実したシーズンを過ごしている。

     真価を発揮し始めたジェコは「プレシーズンをチームと一緒に過ごしたし、今はいい気分だ。みんなが信頼してくれているのを感じる。難しい試合に勝てて、チームのためにも、自分のためにもうれしいよ」とコメント。昨季とコンディションが変化したことを問われると「批判を受けるのは当然だった。自分にとって最高のシーズンではなかったからね。だから今季はもっといいプレーをしたかった。今はいい状態だ」と話している。

     一方のナポリでは、ミリクが代表戦で十字靱帯を断裂して6カ月の離脱と苦しい状況。同選手の活躍もあっていい形でリーグ戦をこなしてきたが、これで2連敗となった。サッリ監督は「選手たちはまだ意欲もあるし、へこたれていないという印象を得たことが、いい点だ。難しい状況にあることは明らかだが、冷静でいなくては」とコメントしている。

     首位ユヴェントスは15位タイのウディネーゼを2対1で下した。30分に失点したユーヴェだが、43分にディバラがFKを直接沈めて追いつくと、51分にPKを獲得。ディバラがこれをしっかり決め、チームはそのまま白星を手にした。

     17位タイのペスカーラと15位タイのサンプドリアは、1対1のドローで試合を終えた。(STATS-AP)