21日にバルサと新契約を結ぶことが発表されたネイマール(Getty Images)
バルセロナ(スペイン)は現地時間17日(以下現地時間)、ブラジル代表FWネイマール(24)が21日に新契約にサインすることを発表した。これにより同選手の契約期間は3年延長され、2021年までとなる。
スペインでの生活に不満を抱いていると噂されるネイマールは今夏、パリSG(フランス)やマンチェスターU、マンチェスターC(以上イングランド)などへの移籍が取り沙汰されていた。なかでもパリSGは、世界最高額の年俸を含めた高待遇を用意するなど、熱心にアプローチしていると報じられていた。しかしバルサは今年7月、移籍の噂に終止符を打つべく、同選手との契約延長に合意したと明かしていた。
その際にクラブが発表したところによると、契約解除金は新契約締結後の1年目が2億ユーロ(約229億円)、2年目は2億2200万ユーロ(約252億円)、残りの3年は、2億5000万ユーロ(約286億円)になるとのこと。
ネイマールは2013年にサントス(ブラジル)からバルサに加入。同チームでこれまで公式戦149試合に出場し、90ゴールを記録。今季も8試合で5得点をマークしている。これまでのバルサでの3シーズン半で、それぞれ2度のリーガ・エスパニョーラ、国王杯(コパ・デル・レイ)、スペイン・スーパーカップに加え、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ優勝、クラブW杯と9つのタイトル獲得に貢献している。
なお、バルサは同日、ネイマール同様7月に契約延長で合意していたMFハビエル・マスチェラーノ(32)についても、2019年まで延長したことを発表している。(STATS-AP)