勝利を祝福しあうインディアンス。(Getty Images)
現地17日、ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦が行われ、クリーブランド・インディアンスが敵地でトロント・ブルージェイズに4対2で勝利。シリーズ3連勝としてワールドシリーズ進出へ一気に王手をかけた。
初回にマイク・ナポリ一塁手の適時二塁打で1点を先制したインディアンス。しかし、右手小指を負傷していた先発右腕トレバー・バウアー投手がその裏の途中で降板するアクシデントが起こり、急きょ登板した2番手ダン・オテロ投手が2回に同点ソロアーチを浴びてしまう。
4回にはナポリのソロアーチで再び勝ち越したインディアンスだが、5回に4番手ザック・マカリスター投手がつかまって2対2の同点に。それでも打線が投手陣をすかさず援護。直後の6回にジェーソン・キプニス二塁手のソロ本塁打などでみたびリードを奪った。
その後はインディアンスのリリーフ陣が奮起。最後は8回途中から登板した7番手アンドルー・ミラー投手が締めくくり、1997年以来となるワールドシリーズ進出まであと1勝に迫っている。
敗れたブルージェイズは、指名打者マイケル・ソーンダースにソロアーチが出たものの、小刻みなインディアンスの継投をとらえきれず。先発マーカス・ストローマン投手も追いついた直後に勝ち越しを許すなど、6回途中4失点と踏ん張り切れなかった。