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インディアンス、先発緊急降板も継投で競り勝つ! 監督は救援陣を絶賛|コラミィ× スポーツ

    救援陣を引っ張るA.ミラー(右)。(Getty Images)救援陣を引っ張るA.ミラー(右)。(Getty Images)

     ア・リーグ中地区王者のクリーブランド・インディアンスは現地17日、敵地ロジャース・センターで行われたトロント・ブルージェイズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に4対2で勝利。対戦成績を3勝0敗とし、1997年以来19年ぶりとなるワールドシリーズ進出に王手をかけている。

     インディアンスは、先日に趣味のドローンを整備中に右手小指を切る失態を演じた先発トレバー・バウアー投手が、1回途中で傷口から血がしたたり落ちる事態となり緊急降板するアクシデント。しかし、そこから抑えのコディ・アレン、アンドルー・ミラーを含む6投手のリレーでリードを許さず、シリーズ3連勝につなげた。

     インディアンスのテリー・フランコーナ監督は「もし誰かがつまずいていたら、我々はおそらく敗れていただろう」と強力打線に対しきっちりと役割を果たした救援陣を絶賛。ブルージェイズのケビン・ピラー外野手も「毎回、毎打席とも違う投手と顔を合わせなければならないのはタフなんだ」と相手の小刻みな継投に苦しんだと語った。

     大砲揃いの自慢の打線がここまで3戦3得点と沈黙しているブルージェイズ。早くもひとつも負けられない状況となったジョン・ギボンズ監督は「我々の打線は爆発すると今でも信じている。まだ実現はしていない。でもこれまで何度も見てきたんだ。明日がその日であると願っているよ」と打線の奮起を期待していた。(STATS-AP)