今回、みんなの声で行った「『々』ってどうやって変換してる?」の結果を見ると、早々、久々などを打って左側を消す派が多いようですね。また、「々」の文字が「同の字点」という読み方であることを初めて知ったという人も少なくなさそうです。
しかし、この他にもネット上では良く記号として見るものの、いったいなんて読むのか? どういう意味なのか、いまいちわからないという文字はありませんか? 特に、顔文字などに使われる記号のなかには多い印象。それらがどういう意味合いなのか、調べてみました。
「∀」
「(゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマ」などで使われるこの記号。実は読み方はUniversal Quantifierで、日本語で言うと全称記号といいます。数理倫理学で、「すべての」を表す意味合いということ。「人類すべて(゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマ」と覚えると、覚えやすいかもしれませんね。ちなみに、「すうがく」と打つと、変換候補に表示されます。
「Д」
Дといえば、「(´Д`)」。ネット上では、ちょっと気の抜けた書き込みをしたい時などによく利用されますが、口の脱力加減を表すにはピッタリです。実はこの文字、、キリル文字(おもにロシアで利用)の一部。読み方は「デー」。「(´Д`)デー」と覚えると、なんとなく思い出しやすそうです。こちらは「でー」と打つと、変換候補に表示されます。
「ω」
「(´・ω・`)ショボーン」の口を表すこの文字。猫の口元を表したような形状に、なんともかわいらしさといとおしさを覚えますが、この文字は、ギリシア文字のひとつで、読み方は「オーム」または「オメガ」。物理学や数学では利用される記号だそう。変換するときは「おーむ」「おめが」などと打つと変換されます。しかし、「しょぼーん」と変換したほうが速いかもしれません。「(´・ω・`)ショボーンだおーむ」が、覚えやすい…!?
「囧」
最近よく見かけるようになったこの文字。なんとなく顔に似ているような、漢字に似ているようなという印象ですが、こちらは中国の漢字で読み方は「ジョン」。意味は、光る、明るい、窓、窓の明かりなどをあらわしています。日本の漢字では「冏」となり、「けい」と打って変換すると表示されます(環境によって表示されないこともあります)。ガッカリした顔に見えましたが、光りなんて、意外と希望に満ち溢れていたのですね。
当然ですが、すべて意味や役割がきちんと決まっているんですね。奥深き記号文字の世界。あなたも気になったら、調べてみると意外な発見があるかもしれませんよ!