気になるけど、なんとなく恋人に聞きにくいことってありますよね。結婚を真剣に考えている相手なら、なおさら聞いておきたいことでも、「聞いたら嫌われる?」と不安になり、なか なか切り出せない…。そんな悩みを抱える人はきっと少なくないはず。聞きにくいといえば、“貯金額”もそのうちのひとつ。「みんなの声」では、「婚約者の貯金がゼロ、結婚に躊躇 する?」(7519票)というアンケートが公開されています。
4位■気にならない(1553票)
「愛があればお金なんて気にならない!」。パートナーに貯金がまったくなくても、結婚を考えるうえで障害にならないと答えた人は、およそ20%。5人に1人は貯金額を気にしないようで す。とはいえ、結婚するとなると、結婚式や新居への引っ越しなど、何かとお金がかかるもの。現実的に考えると、ちょっと厳しいのかも…?
3位■結婚後、家計を任せてくれるなら結婚する(1673票)
結婚する時点で貯金がなくても、その後の家計を自分が管理できるなら許容する。これまでは、お財布がバラバラでも、結婚すれば夫婦の共用財産に。やりくり上手やしっかり者なら、 なんとか挽回できそうです。
2位■貯金を始めてもらい、予定額まで貯まったら結婚する(1846票)
わりと現実的な意見が、第2位にランクイン。たしかに、お金がない状態で焦って結婚するよりも、賢い方法かもしれませんね。貯金が苦手なズボラな人でも、結婚を意識すれば、モチベ ーションにもなりそうです。
1位■結婚を考えなおす(1989票)
もっとも多かったのは、「結婚を考えなおす」という意見。こちらも現実的な意見ですよね。独身時代に貯金できなかった人が、結婚したからといって貯金ができるようになるとは限り ません。また、もしかしたら、浪費グセがある可能性も…。結婚や出産を考えた時に、躊躇してしまうのも無理はないのかも?
結婚を考えるほどの相手なら、「聞きにくい…」と思っても、きちんと聞いておくべきことがあります。モヤモヤした気持ちのまま結婚するのは、ある意味ギャンブルですよね。聞きに くいことを聞く、何かいい方法は?
恋愛コラムニストのおおしまりえさんいわく、恋人に聞きにくいことを聞くコツは2つあるのだそう。1つは、「自分から言いにくい話をして、相手の答えを引き出す方法」、もう1つは、 「ノリとギャグでさらりと聞く方法」とのこと。この2つについて、詳しく伺いました。
「1つ目の方法は、心理学では『返報性の法則』と呼ばれています。自分が聞きにくい話や秘密を先に開示して、相手の心のなかに『これだけ話してくれたから、こちらも話さなきゃ』と いう感覚にさせる技です」と、おおしまさん。
続けて、「深刻な話だと、気まずい雰囲気になりやすいですよね。それは、その後になぁなぁにできないことが原因です。今すぐハッキリさせるべきことなら、臆せず聞くべきですが、 『流してもいいよ』という空気を作ってあげる。気まずくなるのを避けたい人にオススメです」とのこと。
結婚してから後悔するくらいなら、ズバっと聞いて、不安材料をできるだけ減らしてしまうのが正解かも? 婚約者に秘密を作るパートナーなら、結婚後もそう簡単には変わらないので はないでしょうか。
■お話を伺った人
おおしまりえ氏
雑食系恋愛ジャーナリスト
10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなど人気商売に身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして 活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「anan」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。
ブログ(http://oshimarie.com)
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