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香川2発などでドルトムント新記録 レアルは20季連続16強入り/CL|コラミィ× スポーツ

    CLレギア戦で2ゴールを挙げたMF香川(Getty Images/Bongarts)
     チャンピオンズリーグ(以下CL)は現地時間22日にグループリーグ第5節が行なわれ、グループFでは香川真司所属のドルトムント(ドイツ)がホームでレギア・ワルシャワ(ポーランド)との乱打戦を8対4で制した。この試合ではCL最多記録となる計12ゴールが生まれている。
     
     すでに決勝トーナメント進出を決めているドルトムントは、週末の国内リーグ・バイエルン戦から先発9人を入れ替え、ロイスがそ径部の負傷から5月以来の復帰を果たした。立ち上がりの10分に先制を許したが、17分、18分と香川の連続ゴールで一気に逆転。その後も両チームが得点を奪い合い、前半を5対2で折り返す。
     
     後半も両チーム2点ずつを加えると、ドルトムントは終了間際にオーバメヤンのパスからロイスがゴール。この試合すでに2ゴールを奪っていたロイスのハットトリックで試合を締め括った。1試合での計12得点はCL新記録。これまでのレコードは、2003年11月5日にモナコ(フランス)がデポルティーボ(スペイン)を8対3で破った試合の計11ゴールだった。なお、香川はフル出場で、ロイスの1点目をお膳立てし、2ゴール1アシストの結果を残した。
     
     復帰戦でキャプテンマークを巻いて3ゴールを挙げたロイスは、「状態は良いよ。先発で出られて最高だった。でも、長期離脱していたから、きつかったね」と振り返っている。
     
     レアル・マドリー(スペイン)は敵地でスポルティング(ポルトガル)に2対1と競り勝ち、20シーズン連続のべスト16進出を決めた。29分にヴァランのゴールで先制したレアルだが、その後退場者を出した相手に、PKで80分に追いつかれる。それでも、87分にセルヒオ・ラモスのクロスに途中出場のベンゼマが頭で合わせて決勝点。引き分けでもグループ突破が決まる状況のなか、勝利を手にしたことで首位通過の可能性を残した。なお、この試合では、足首の負傷とみられる症状で、ベイルが58分に途中交代となっている。
     
     この結果、グループFからはドルトムント(勝ち点13)に続きレアル(同11)の決勝トーナメント進出が決定。両チームは最終節で、首位通過を懸けた直接対決に臨む。スポルティング(同3)とレギア(同1)は、ヨーロッパリーグに回るグループ3位の座を争う。(STATS-AP)