
ゴールを決め、観客の声を聞くラパドゥーラ(Getty Images)
イタリア・セリエAは現地時間26日に第14節の2試合が行なわれ、本田圭佑が所属する2位タイのミランは、17位エンポリに4対1で快勝した。前日に23歳の誕生日を祝ったスソが3戦連続でゴールを挙げている。本田はベンチ入りしたものの、最後まで出番はなかった。
アウェイのミランは15分にスソのクロスからラパドゥーラがネットを揺らして先制。その2分後に同点とされるが、60分にスソが勝ち越し弾をマークすると、その3分後に相手のオウンゴールで点差を広げる。そして77分、スソがDFの裏にボールを出すと、これに反応したラパドゥーラが1枚かわして自身この日2点目。ミランはそのまま4対1で快勝を飾った。
前節のミラノダービーで2ゴールを挙げたスソは、この日1ゴール2アシスト。昨季はミランで1試合しか出場できずシーズン後半はジェノアに期限付き移籍していたが、モンテッラ監督のもと、今季はここまでセリエA全試合に出場。得点という結果も出している。
この日活躍したもう1人、2季前は3部にいたラパドゥーラは、ペスカーラの1部昇格に貢献したのち、夏にミランに加入。第12節パレルモ戦でのセリエA初ゴールに続き、この日はセリエA2点目と3点目をマークした。
そのラパドゥーラは「毎日、うまくなるよう努力している。監督の選択次第だけど、自分に力があることをとにかく証明したい」とコメント。「何点取りたいかという目標は立てていないけど、毎回、絶対にゴールを挙げると自分に誓ってピッチに入っている。ストライカーとしてちゃんとシーズンを過ごしたのは昨季が初めてだったけど、もう自分の得点記録を超えたよ」と話した。
もう1試合では7位トリノが9位タイのキエーヴォを2対1で破っている。(STATS-AP)