ブルージェイズと2年契約で合意したS.ピアース。(Getty Images)
トロント・ブルージェイズは現地5日、ボルティモア・オリオールズからフリーエージェント(FA)になっていたスティーブ・ピアース内野手と2年総額1,250万ドル(約14億2,000万円)で契約したことを発表した。
33歳のピアースは今季、タンパベイ・レイズとオリオールズの2チームで合計85試合に出場し、打率.288、13本塁打、35打点という成績。内外野をこなすユーティリティープレーヤーであり、本職の一塁のほかにも、二塁と三塁、さらに右翼と左翼の守備にも就いている。
なお、ブルージェイズでは、先月に指名打者ケンドリー・モラレスが入団し、ジャスティン・スモーク一塁手も在籍している。そこにピアースも加入したことで、チームからFAとなっている指名打者エドウィン・エンカーナシオンとの再契約は難しくなったとする見方も出ている。(STATS-AP)