ウィンターリーグで右ひざを痛めたE.ロドリゲス。(Getty Images)
ボストン・レッドソックスが現地29日、母国ベネズエラでのウィンターリーグで右ひざを痛めた若手左腕エデュアルド・ロドリゲス投手について、軽症であるとの見方を示していることが分かった。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが報じている。
同サイトによると、レッドソックスのデーブ・ドンブロウスキ野球編成部門球団社長は、ロドリゲスの負傷について“ひねった”だけと考えているもよう。現時点では検査を受けさせるためボストンに呼び戻していないとし、本人と連絡をとりながら数日中に決断を下したいと話していたとのこと。
ロドリゲスはベネズエラ代表として、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場することを希望。しかし、ケガの程度は不明だが、レッドソックスではリック・ポーセロ、デービッド・プライス、クリス・セールといったエース格に次ぐ4、5番手を担うとみられている若手左腕だけに、WBC参加を見送ることになったとしても球団はその決断を支持するだろうと、『ESPN』は伝えている。
現在23歳のロドリゲスは、2015年にメジャーデビューを果たすと、10勝6敗、防御率3.85をマーク。しかし、今季は春季キャンプで右ひざを負傷し開幕から出遅れ、3勝7敗、防御率4.71と精彩を欠いた。