(Getty Images)
私たちの生活に欠かせない一部となって久しいスマートフォン。決して他人には見せられない、プライベートな写真や動画を保存している人もいるだろう。
そんな“恥ずかしい”写真が流出してしまったとしたら…。この度、イタリアの美人スポーツジャーナリストが、そんな身の毛もよだつような経験をしてしまった。
イタリアでサッカージャーナリスト・リポーターとして活躍し、『スカイスポーツ・イタリア』の司会も務める金髪美女のディレッタ・レオッタさん。25歳の彼女は、その才色兼備で人気を博し、ジャンルカ・ディマルツィオ氏とともに出演するセリエBのTV番組では、豊満な胸もとを強調するかのようなセクシーなドレス姿で、視聴者の心を鷲掴みにしている。2部リーグの結果よりも、レオッタさん目当てで番組を観る人の方が多いのではないかと感じてしまうほど、魅力的な女性だ。
そんなレオッタさんは先日ハッキングの被害に遭い、スマートフォンに保存してあったとされる多くのヌード写真が流出してしまったのだ。instagramのフォロワー1万人を超える美女のプライベートショットが流出したとあって、イタリアを中心に大きな話題となり、その写真は瞬く間にSNS上などで広がった。
この被害に遭ったレオッタさんは、写真の一部は本物であると認めた。しかし、「誰も信じてくれないでしょうけど…」と半ば諦めムードで、その他多くの写真・動画は偽物だと主張した。
真相は定かではないが、写真が広まってしまったことは事実。騒動の後、レオッタさんはメッセージ受信や着信を告げる鳴り止まないスマホの音に悩まされ、「最初は泣かなかったけれど、3日後には根負けしたわ」と苦しい胸の内を明かしていた。
しかし一方で、「同様の経験がある男女に伝えたいことだけど、後ろめたい気持ちを感じることはないわ。誰しも、自分の人生でしたい事をする権利がある。プライベートや携帯の使い方は自由よ」と、写真撮影に自責の念を覚える必要はないと主張。ハッキングに及んだ者たちを非難した。
この声に同調したのが、イタリアきっての“お騒がせ男”マリオ・バロテッリだ。ニース(フランス)で活躍中のイタリア代表FWは、「自分の身体で何をしようと、本人の自由だ。この状況で罵声を浴びせるヤツらはクソッタレだ」と、レオッタさんを擁護している。
賢明なる読者の皆様も、このような写真の1枚や2枚は心当たりがあるだろう。どんなプライベート写真を撮影しようとも自由だが、ひょんなことからそれが流出する可能性があることを肝に銘じ、しっかりと管理しておくことをお勧めしたい。