(Getty Images)
ロビン・ファン・ペルシの振る舞いが物議を醸している。
現在フェネルバフチェでプレーするV・ペルシ。2月上旬に行なわれたベジクタシュとのトルコカップでは、決勝点を挙げたが、ゴールよりもその行動が注目される結果となってしまった。
33歳のオランダ人ストライカーはこの日、ボールと関係のないところでの小競り合いで、相手DFドゥシュコ・トシッチの退場を誘発。トシッチに頭突きのような形で軽く頭をぶつけられると、大げさに倒れこみ、ねらい通り審判にレッドカードを提示させた。
これにはトシッチの妻イェレナ・カルレウシャさんが激怒。セルビアなど旧ユーゴスラビア諸国で大変な人気を博す歌手のカルレウシャさんは、twitterで「R. van Persie is one stupid motherf*****」「Brakea leg a**hole!」ち怒りを爆発。Fワードでオランダン人FWを罵った。
世界的に知名度のある女性歌手が、このような発言をしたとあって、そのツイートは瞬く間に拡散。かつてビヨンセにドレスを真似されたと述べて話題になったセクシー歌手は、トシッチに諭されのちにこのツイートを削除。それでも、怒りは収まらない様子で「汚いプレイヤーは好きじゃない」と、しっかりと毒を吐いている。
この試合でのファン・ペルシの行為に不快感を表したのは、カルレウシャさんだけではない。アーセナル時代の同僚で友人のオーウザン・オジャクプもその1人だ。
ベジクタシュ戦で、すでに相手を退場に追い込んでヒール役となっていたファン・ペルシだが、それだけでは飽き足らなかったようだ。決勝ゴールを挙げると、これ見よがしににオジャクプの目の前でスライディングパフォーマンスを披露し、歓喜を爆発させた。
これにはかつて同じ釜の飯を食ったオジャクプも、堪忍袋の緒が切れたようで「ある選手とかつてはいい友達だったけど、それが今日変わってしまった」と、“絶交”を宣言していた。