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J.アリエッタ、総額227億円超の大型契約を希望か?|コラミィ× スポーツ

    直近の3年間で50勝をマークしたJ.アリエッタ。(Getty Images)直近の3年間で50勝をマークしたJ.アリエッタ。(Getty Images)

     現地3日、今シーズン終了後にフリーエージェントとなる権利を得るシカゴ・カブスのジェーク・アリエッタ投手が、総額2億ドル(約227億8,000万円)以上となる超大型契約を望んでいることが分かった。

     米スポーツサイト『FanRag Sports』は、“アリエッタはマックス・シャーザー並みの契約規模を望んでいる”と報じており、そのシャーザーは2015年にワシントン・ナショナルズと7年総額2億1,000万ドル(約239億2,000万円)で契約した。

     しかし、米『CBSスポーツ』のウェブサイトはこれを受けて、アリエッタの要求額はそこまで常軌を逸したものでもないかもしれないと伝えている。その理由として、アリエッタがここ3年間で50勝19敗、防御率2.42という好成績を残しており、それはシャーザーが大型契約を結ぶ前の3年間に残した55勝15敗、防御率3.24という成績を凌駕していることを一つの理由として挙げている。

     また、年齢は今季終了時点で31歳となり、シャーザーが大型契約を結んだ30歳のときより多少は年を取っているものの、年齢よりも技術力や体を維持する能力の方が重視されると同サイトは主張。

     アリエッタはここ3年間では89先発と頑丈さも十分。そして、90マイル中盤のシンカーに加えて、鋭いスライダーやスローカーブ、フォーシームを巧みに操っており、それはシャーザーの投球と比べても引けを取らないものだとしている。

     また、両選手の代理人は敏腕として名が知られているスコット・ボラス氏であり、それらを含めてもシャーザーと同規模の契約になる可能性は考えられるという。しかし、『CBSスポーツ』は、あくまでも2017年シーズンのアリエッタのパフォーマンス次第であり、耐久性やコントロールをさらに悪化させるようなことがあれば、市場からの見られ方も変わってくるだろうと伝えている。