なぜキャンディーズは伝説なのか?元祖女子アイドルグループが残したもの|dメニュー映画×コラミィ

AKBもモー娘。も、元祖はこっち!いまだ伝説のまま。キャンディーズを振り返る

ついに結成10周年を超えたAKB48。メンバーチェンジを繰り返しているとはいえ、モー娘。はさらに長期にわたって活動していますよね。昨今はこの2強に続いて、多くのアイドルグループがTOPを狙っている戦国時代になっていますが、そんな女性アイドルグループの元祖といえば、1970年代に活動し、78年に「普通の女の子に戻りたい」という発言をして絶頂期に解散した「キャンディーズ」ですよね。その後再結成はされず、メンバーの一人が亡くなるという結果となったキャンディーズの伝説をご紹介しましょう。

●解散コンサートのノーカット上映会チケットが即ソールドアウト

人気絶頂で解散をしたキャンディーズですから、解散コンサートは伝説になっています。当時の後楽園球場に大観衆を集めて行われたコンサート。当時は今のようにスタジアムコンサートなんて無い時代ですから、そんなスタジアムでコンサートを行えるキャンディーズがどのくらいすごいかがわかりますよね。そんな解散コンサートの貴重な映像が発見され、昨年ノーカット映像作品として発売されました。さらに、今年の3月には赤坂BLITZにて300インチの大画面での上映会も開催されるとのこと。このチケット、発売後すぐに完売となり、多くのメディアで「いまだキャンディーズ人気は健在」と報道されました。

●絶対的な歌唱力

いまのアイドルグループは、ハッキリ言って歌の上手さなんていうのは関係ないですよね。下手でもいいし、コンピュータでちょっとしたことをすれば上手く聴こえるようにできる時代ですから。しかしながらキャンディーズが活躍した時代はアナログですからそんなことはできません。とはいえ、キャンディーズはそんなことをしなくても大丈夫。本当に「歌が上手い」メンバー3人がそろっていたからです。いま聴き直してもビックリするくらい3人のコーラスは伝説です。よかったら今の男性・女性それぞれのアイドルグループと聴き比べしてみてくださいね。どれだけレベルが違うか、驚きますよ。

●コントに参加するアイドルの先駆け

バラエティー番組やコント番組に多くのアイドルが参加したり、自らの番組で体当たりで挑戦しているアイドルグループが当たり前の昨今ですが、そんな活動をはじめて行ったのが「キャンディーズ」なんですよ。キャンディーズが全盛期に「8時だよ!全員集合」でコントに積極的に取り組んでいたことが、その後のピンクレディーや聖子ちゃんなどのアイドルのコント参加へつながっているので、これも一つのキャンディーズ伝説といっても過言ではないですよね。

●凝縮された活動期間

最初にお話したとおり、AKB48がデビューから10年が過ぎ、モー娘。もさらに長期間活動中。男性アイドルグループで言っても、話題のSMAPは今年デビュー25周年だし、SMAPより後輩グループもすでに10年以上のグループ活動歴がありますよね。最近はアイドルも活動期間が長期化していますが、キャンディーズは1973年~1978年と5年弱の短命です。「全盛期で解散する」と言うと簡単に聞こえますが、実際にそれを実行したキャンディーズは、ファンにとっては相当ショックだったと思います。しかし、アイドルとしての最高の伝説を残したと言うことは間違いないのではないでしょうか?

●解散後は一切再結成せず

キャンディーズが伝説となっている大きな理由は、解散後、一切再結成をしていないと言うことではないでしょうか?メンバー3名、解散の理由に「普通の女の子に戻りたい」という名台詞を残しているので、本当にしばらくは引退状態だったことも大きいですし、3人がそれぞれプロ意識が高いため、絶対に再結成などしないと徹底したことが要因のようです。そんな3人もその後それぞれが思うように活動していました。ランちゃんこと伊藤蘭は「相棒」の水谷豊と結婚して、今もテレビで活躍中。ミキちゃんは一時ソロデビューをしています。残念ながらドラマなどで女優として大活躍していたスーちゃんこと田中好子は2011年に癌で亡くなってしまいましたが…。もうあの3人がステージに揃うことは叶いませんが、それがキャンディーズを最高のアイドルグループのままにしている要因ではないかと思います。

いかがでしたか?まだまだキャンディーズ伝説はありますが、今回はここまで。
今の時代、当時の多くのキャンディーズの映像が観られる環境にありますので、小さい頃に記憶にちょっと残っている人や、名前だけは聞いたことがあると言う人、ぜひ、彼女たちの参加した作品を探してみてくださいね。

文 ロックスター佐藤