iPhoneユーザーもそうでない人にとっても、新型iPhoneの発売日は日本はもちろん世界中でビッグウェーブを感じる日。今年も熾烈な予約競争が繰り広げられつつも、iPhone 7、iPhone 7 Plusが発売されました。
■予想と現実はどうだった?iPhone 7予想の答え合わせ
新型iPhone発売のたびにネットの各所で日々行われる次期iPhoneの大胆予想情報は私達の期待感を大きく底上げしています。今回発売されたiPhone 7も当然ながら大胆な予想がネット上で飛び交っていました。
デザイン面では“ベゼルレスデザインが採用される”、“前面フルスクリーンディスプレイになる”といったものや、“ホームボタンがなくなってのでは”といった予想が多く見られましたが、結果はいずれもはずれ。
スペック面では“本体容量が大幅に増加する”、“デュアルカメラが搭載”、“防水対応になる”といった予想が早くからされていました。蓋を開けてみるとiPhone 7、7 Plusでは容量が32GB、128GB、256GBの3タイプから選択できます。そしてiPhone 7 Plusのみではありますがデュアルカメラ搭載となり、スマホはカメラ機能で選ぶという人にとって7 Plusは最高の選択肢の1つとなりました。防水対応についても、正確には耐水・防沫性能が備わったというレベルではありますが、水場での利用にこれまでのように不安にならなくて良くなりました。これらの予想はほぼほぼ的中といえるでしょう。
■結局のところiPhone 7は買い?
iPhone 7、7 Plusは買いかと問われると、筆者的にはiPhoneの進化、変化の度合いから見て買い替えを急ぐ必要はないと考えています。
しかし、多くの人が予想すらしていなかった“おサイフケータイに対応した”という事実は、かなり大きなインパクトを与えました。おサイフケータイ非対応を理由にiPhoneではなくAndroidを使っていたユーザーの乗り換えという意味では“買い”といえるでしょう。
iPhone 7が登場してまだ日は浅いものの、もうすでに次期iPhoneがどんなものになるのか予想はスタートしています。日本人がiPhoneに求めていた部分はある程度実現した今、次期iPhoneはどうなるのでしょうか。
すでに次期iPhoneの情報やコンセプト映像とされるものがネット上に登場していますが、筆者は512GBモデルの登場、サイズは4・4.7、5.5インチの3サイズで選択肢の幅がより広がるのではないかと考えます。そしてベゼルレスといわず、両面ディスプレイとなる……なってほしい!(願望)
10周年を迎える2017年に発表されると噂される次期iPhoneこそ、予想を遥かに超える真打ちとなるのではないでしょうか。
(文/空閑叉京@HEW)