近年、愛煙家は肩身が狭い思いをしている?
街中でタバコを吸いたくても喫煙所がなかったり、入った店が完全禁煙だったり、さらに喫煙オーケーな場所でさえ、タバコを吸わない人から煙たがられたり…、近年は、愛煙家にとって肩身の狭い時代。実際、最近は禁煙する人が増えているのも事実で、かつてヘビースモーカーと言われていた有名人たちが、テレビなどで禁煙成功談を語る姿も珍しくありません。
かつてヘビースモーカーだった有名人たちの禁煙法は?
それでは、有名人たちは、どんな方法でタバコを止めたのでしょうか? 有名な話をいくつか紹介します。
タモリ
「かつては1日60本以上吸っていた」と語るタモリは、煙草が吸いたくなったら15秒数える、という独特な方法で禁煙に成功したそうです。15秒経ったら吸いたい気持ちがおさまるそうで、“タモリ式禁煙法”として実践する人もいるようです。
松本人志
松本人志は、ニコチンパッチを半信半疑で貼ってみたところ、そのまま禁煙できたことをテレビ番組の中で語っていました。また、有名な禁煙本『禁煙セラピー』も参考にしたそうです。
和田アキ子
それまで毎日2箱以上のタバコを吸っていたという和田アキ子は、歌のために禁煙を決意したそうです。さらにその気持ちを後押ししたのは、家族ぐるみで仲の良かったイチローからのメールだったと言います。その方法は、名付けて“副流煙禁煙法”。タバコを吸いたくなったら、周囲の人にタバコを吸ってもらい、その副流煙を吹きかけてもらって、吸いたい気持ちを紛らわせていたと、著書の中で語っています。
舘ひろし
かつて40年間、多いときは1日70~80本もタバコを吸い続けていた舘ひろしは、禁煙外来のCMに出演したことをきっかけに、自身も禁煙補助薬を使って禁煙に成功したそう。しかし禁煙後に肺年齢を測定したところ、「肺年齢は95歳」という結果に…。これには本人も「タバコは早めに止めたほうがいい」と、苦笑いしたそうです。
石田純一
20年以上前に禁煙に成功した石田純一。その禁煙法は、特別何かに頼るのではなく、“世の中からタバコの存在がなくなった”と自己暗示をかけるもの。なかなか難しい方法ですが、自分の意思だけで禁煙に成功した良例といえるでしょう。
体のためにも財布のためにも、タバコを止めよう…なんて思ってはみるものの、つい次の1本二手を出してしまう人もいるでしょう。本当に止めたいと思ったら、今回紹介した方法を試してみては?
(文/ムラベ@H14)