EURO開催国仏でのスクリーンを設置はファンゾーンのみ。(Getty Images/Icon Sport)
現地時間10日(以下現地時間)に開幕が迫ったEURO2016だが、開催国フランスではパブやレストランが屋外にスクリーンを設置することが禁止された。試合観戦に訪れるファンの過剰な集中を抑え、セキュリティ面を向上させるための措置だという。
昨年11月にコンサート会場やレストラン、スタジアムなどを標的としたテロが発生し、130人が死亡したパリ。政府は直後に非常事態宣言を発令し、それが今も続いている。
スポーツ担当大臣のティエリー・ブライヤール氏は9日、屋外の公共の場におけるスクリーン設置はオフィシャル・ファンゾーンに限るとコメント。ビッグトーナメントを機に客を呼び込もうとするパブのオーナーや、気持ちの良い夏の夜を戸外で楽しもうとする南部の人々にとっては残念な措置となった。(STATS-AP)