東京ガイド 藤丸 由華 / All About
傘いらずのデート・お出かけ・観光はここ!

せっかくのお出かけ、デート、観光なのに天気が悪いと、服装も考えなきゃならないし、傘や荷物も増えるし……と一気にテンションが下がりますよね。しかし東京には傘なしで快適に遊べるスポットがいっぱい!その中から“1日中”遊べる3つのスポットをご紹介しましょう。
文化的な1日を過ごせる『六本木ヒルズ』

東京メトロ日比谷線・六本木駅に直結し、渋谷などからはバスでメインタワーである森タワーの中まで入ることができる『六本木ヒルズ』は、アクセスからして傘いらず。東京ドーム約2個分の広大な敷地にはショップ、レストラン、オフィス、住居などが点在していて、遊びで訪れるスポットはほとんど屋内通路や屋根付き通路でつながっています。最初のうちは「どこにどうつながっているのか」混乱しますが、こちらのユニバーサルガイドであらかじめ通路などチェックしておくと移動がスムーズでしょう。

ショップ・レストランが約200店舗。海外の著名人からの人気も高い高級ホテル『グランドハイアット東京』、そしてモダンアートのミュージアム『森美術館』や、斬新な企画展が行われている『森アーツセンターギャラリー』『スカイギャラリー』、さらに9スクリーンの映画館『TOHOシネマズ』もあるので、雨の日でも快適に文化的な1日を過ごすことができます。
ちなみに森タワーのウェストウォーク4階には傘専門店『ハンウェイ』が。機能もデザイン性も高い傘が店内に並び、オーダーメイドで自分だけの傘を作ることも可能。見ているだけでも雨の日が楽しくなるショップです。
雨の日は避けたいあのタワー、実は雨の日の強い味方なんです!
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雨の日はスカイツリーの足元へGO!『東京ソラマチ』

雨天時、残念感の大きいスポットといえばやはり展望台ではないでしょうか。世界一の電波塔であり、地上450メートルの高さから東京を一望できる東京スカイツリーなどは、雨だと行くのを止める確率が高いと思いますが、実はその足元・『東京ソラマチ』は雨の日に強~い味方になってくれるお出かけスポットなのです。

東京メトロ半蔵門線、京急線・都営地下鉄浅草線、京成押上線の押上(東京スカイツリー前)駅には地下で直結しているので駅から傘いらず。エスカレーターで1階へ上がれば、そこから上12のフロアに312のショップやレストランがひしめいています。店舗をじっくり巡るだけでも1日かかってしまいますが、日本最大級の屋内開放型ペンギンプールがある『すみだ水族館』と、臨場感のある映像やアロマ付きのプログラムを楽しめる『コニカミノルタプラネタリウム 天空』もあり、天気を気にすることなくデートや友達・家族の時間をちょっと知的に楽しむこともできるのです。
天気の悪い日は東京スカイツリーの上部が雲に隠され、壮大で幻想的な姿をみられることも。「雨だから東京スカイツリーはNG!」という思い込みはかなりもったいないのです。
雨に濡れない一大ショッピングスポット!『東京駅』

東京の玄関口として通りすぎてしまう、また駅利用の前後しか行ったことがないという人も多い『東京駅』。しかし東京駅はいまや傘なしで縦横無尽に移動できる一大ショッピングスポットなのです!

東京駅は駅を挟んで西側が丸の内エリア、東側が八重洲エリアです。丸の内エリアには『丸ビル』『新丸ビル』『KITTE(JPタワー)』といった商業フロアが充実したオシャレビルが立ち並び、八重洲エリアには『大丸東京店』や『八重洲地下街』といった古くからおなじみのショッピングスポットが揃います。
最近は八重洲口の地下1階で、キャラクターのショップが約25店舗軒を連ねる『東京キャラクターストリート』や、行列のできる人気のラーメン店が並ぶ『東京ラーメンストリート』が賑わい、新たな東京駅の名所となっています。
ところで駅で分断されているように見える2つのエリアは、丸の内北口と八重洲北口を切符無しで利用できる「北自由通路」で結ばれているので、行き来は簡単。ここまで名前を挙げた商業施設は全て地下か屋内でつながっているので傘をさす必要はありません。また改札の中も『エキュート』や『グランスタ』などスイーツショップがひしめいているので、入場切符を買ってショッピングしに構内に入るというのも東京駅らしい楽しみ方です。
東京での休日。雨だからといってお出かけを諦めてしまうのは実にもったいないですよね。傘なしで長時間過ごせる3スポットを参考にして、充実した雨の1日をお過ごしください!
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