セレーナ・ゴメス(左)とテイラー・スウィフト(写真は2014年11月23日)(GettyImages)
数々のやんちゃ武勇伝(?)をもつジャスティン・ビーバーと、くっついたり離れたりを繰り返し、すっかり腐れ縁状態になっているセレーナ・ゴメスが、先日、アメリカの雑誌で、「バッド・ボーイにどうしても惹かれてしまう」と告白。やっぱりダメンズが好きだから、ジャスティンときっぱり別れられないのねと多くの人が納得したものでした。セレブと言えども、ダメンズの罠には陥ってしまうものなのかもしれません。それだけ、その男性が魅力的ということもあるのでしょうが。
■ヒモ夫に捕まりキャリアが低迷したブリトニー
現在はラスベガスで積極的にショウを行なっているブリトニー・スピアーズもダメンズというか、男運がないというか。ジャスティン・ティンバーレイクと破局した後は、迷走に迷走を重ね、酔っぱらった勢いで幼馴染みとラスベガスの教会で簡易挙式。すぐに間違いに気づいて2日後には婚姻無効届けを出すものの、この幼馴染みに慰謝料5600万円を支払うハメになってしまいました。確かに結婚したという事実はあるけれど、そんな実体のない結婚に慰謝料を要求する方も要求する方という気がしてしまいます。
さらに次に結婚した元バックダンサー、ケヴィン・フェダーラインは、妊娠中の恋人を捨ててブリトニーに走り、以後はブリトニーのお金で完全ヒモ生活。約2年後に離婚するわけだけど、ケヴィンは、結婚中の生活や彼女の奇行をペラペラとメディアにしゃべったり、アルバイト感覚のDJをするときにもブリトニーのヒットナンバーをかけたりと、離婚後も何かとブリトニーの名声を利用。その頃はキャリアも低迷してしまった彼女だけど、現在はラスベガスでのショウで大復活! ちゃんと職のある大人の男性を選んで付き合うようになり、一安心。
■ドリューもかつてはダメンズ好きでした!?
ヒモ夫と言えば、ドリュー・バリモアの2番目の夫トム・グリーンもそう言われていました。『チャーリーズ・エンジェル』で共演して交際が始まったふたりでしたが、当時、アメリカではトムはちょっとイロモノ系の目で見られていて、キャリアも降下中。どうしてこんな男と付き合うの!?と、誰もが思っていたものでした。案の定、結婚後はヒモ亭主と揶揄されてしまい、その後、1年でスピード離婚。
けれど、3度目の夫になったウィル・コぺルマン氏(今年離婚)は、シャネルの元CEOの息子という御曹司でアートディレクターという、NOTダメンズ。きっとブリトニーもドリューもダメンズを経験して懲りたのでしょう。
■ケイティ・ペリーもダメンズと腐れ縁に
“浮気性のダメンズ”として定着している歌手のジョン・メイヤー。ミュージシャンとしては素晴らしい彼ですが、ジェニファー・アニストンやジェシカ・シンプソンなどなど、数々の有名人との恋愛遍歴を誇っている彼は、一方的に別れを通告したり、その別れをメディアでしゃべったり。そんな悪い噂がある彼と付き合ってしまったのが歌姫ケイティ・ペリー。
実はケイティ、ジョンとの交際前は、イギリスのコメディアン、ラッセル・ブラントと結婚していたのですが、ラッセルはケイティに「離婚申請しといたから」とケータイメールで一方的に送り付けたという、誠意を感じられない別れ方をされています。これにはさぞかしケイティも傷ついたことでしょう。そしてその後に選んだ恋人ジョンとは、破局と復縁を繰り返しており、セレーナ&ジャスティン同様の腐れ縁状態に。ケイティがダメンズに懲りる日は来るのでしょうか?
■独自の報復の手段をもつテイラーにはダメンズも寄ってこない!?
さて、そんなバッドガイ、ジョン・メイヤーの数多くの“元恋人”のひとりに名を連ねるのがテイラー・スウィフトだけど、彼女は“転んでもタダでは起きない”強い女。何せ、彼女は別れた恋人のことを必ず歌にするので、男の方も迂闊な別れ方はできないのです(笑)。
ジョンの時ももちろん「Dear John」(タイトルそのまま!)という曲にして、痛烈に批判。それに対して、ジョンもまた「すごく不快な曲だよ」とインタビューでペラペラとしゃべりつつ、「Paper Doll」という反撃ソングを発表していました。なかなかの泥仕合ですね。
他にもテイラーはジョナス・ブラザーズのジョーにひどい振られ方をされれば、それをネタに歌詞を書き、2か月で別れたジェイク・ギレンホールへ宛てたと思われる曲には、ハリウッドライフを批判する内容を込めたり。こんな報復ソングの数々は、もしかしたらダメンズ予防になっているのかもしれません(笑)。
ちなみに、最近大物DJの恋人、カルヴィン・ハリスと別れたばかりですが、今度はトム・ヒドルストンとのキス写真がスクープされました。次はどんな曲が発表されるのか楽しみです!?
文=安藤千晴